仙台「一心」 きくわた焼いて。 2012.12.23 食べ歩き , 魚介 , 居酒屋 , 宮城 , 魚卵 白子 Tweet 北海道では「タチやタツ」。青森県では「タヅ」。秋田県、山形県、福井県では「だだみ」。京都では「雲子」などと呼ばれる鱈の白子を、仙台「一心」で焼いてもらった。 岩手や宮城では、菊の花に似ていることから、「きく、きくわた」と、呼ばれる。 香ばしく焼けたきくに、塩をちょいとつけて、一口でほおばる。 はふはふとあえぐ舌に、すかさず「乾坤一」を流し込む。白子の精が、酒に酔って香りを開き、いやらしくもなって、僕は、へなへなと力が抜けて、陥落する。 写真はイメージ