「京都ジビエ会議」@北山「南山」
他の生命を絶って自らが生かされていることへの感謝を、常に意識している生産者の方々は、心が深く、遥か彼方まで優しい。
そしてその優しい目で、未来を憂いている。
パリから来られた、夏には映画が公開されるという、肉職人のイブ=マリ・ル=ブルドネックさん、ELEZO社佐々木章太さん、北海道で完全放牧ジビーフを育てられている駒谷牧場の西川 奈緒子さん、お父さんで日本農業の未来を開拓する駒谷信幸さん、もう一度自分の信じる肉を売ろうと、京都で一人で店を始める「サカエヤ」新保吉伸さん。
ジビエについて、牛肉について、深く深く考えさせられ、我々人間は、日本人は、どう生きようとしているのか、胸に突きつけられる。
会議終了後は、クレメンティンア田淵シェフとELEZO金子シェフによる肉料理の宴席。
ジビーフのお父さんとお母さんの食べ比べ、エゾジカと本州鹿の食べ比べで、肉汁を、命のエキスを噛み締めながら、次やそのまた次の世代に出来ることは何かを考える。
「京都ジビエ会議」@北山「南山」
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