東京ポークソテー会議4 上野広小路「井泉」
肉2焼き2ース3付け合わせ3汁2香の物3ご飯3計18点 肉と焼きは5点 満点は25点
昭和五年創業、「箸でも切れるやわらかいとんかつ」のキャッチフレーズで知られ、森繁久弥主演の映画「とんかつ一代」の舞台ともなった店。また「カツサンド」発祥の店。上野を代表するとんかつ屋の一軒。
店内は一階がカウンターとテーブル席。二階が入れ込み式の座敷。「ポークソテー」は1300円。
小麦粉をまぶしてフライパンで焼かれた豚肉は、余分な脂を捨て、バターと赤ワインで風味づけをしてから、皿に盛り、デミグラスソースがかけられる。
親しみのあるデミグラスソースの甘み、苦味、酸味のバランスよく、豚の甘みと相まって、猛烈にご飯が恋しくなるポークソテー。ゆえに肉は薄めながら食べ応えあり。また少々下品ながらも、食べ終わってから、残ったソースにご飯を入れて絡めて食べてもいい。
付け合せのレタスとトマトのサラダも、ご飯、豚汁共に質が高い。
肉2焼き2ース3付け合わせ3汁2香の物3ご飯3計18点 肉と焼きは5点 満点は25点