空港から直接レストランである

食べ歩き ,

空港から直接レストランである。
さすが四川食文化研究団である。
団長の趙陽氏以下9名。料理人とタベアルキストは、成都の南18キロのレストランに向かった。
川沿いに数軒のレストランが並ぶ。川魚料理をウリにしたレストランだという。
日本ならさしずめ、梁といったところか。
しかしちょっと違うのは、皮の魚といっても広うゴザンす。山の幸も扱っちゃうよという点である。
まず入り口の脇には、ガラス部屋。焼き物がずらりと並べられている。
モツ類、豚足、鶏にウサギ。豚の血かな?
そしてお隣は、水族館ゾーン。各種川魚、スッポン、カエル、田鰻、ナマズが各水槽で待機なさっている。
「ここは、生きているものを目の前で殺して料理する。だからおいしい。こんなの日本にないネ」と、趙陽さん。たしかにないわ。
そこで、目の前で魚をさばき、鶏を絞めて、毛をむしり、田鰻をさばくのを見学するのであった。
見学しなくてもいいのだけど、そこは皆料理人、どのように成仏させるのか、興味津々で写真撮る。
かくして宴席、15皿。その詳細はまた次で。