東京とんかつ会議　第79回　とんかつ八千代　ロースカツ定食（1500円）

【肉1、衣2、油2、キャベツ2、ソース2、御飯2、新香2、味噌汁2、特記 車海老フライ 16点】（各項目3点満点、特記項目含め25点満点） 　

海老フライを食べに何度も通ったが、とんかつは初めてである。あらためて見れば、暖簾に「とんかつ」と大きく書かれているが、とんかつを食べている人は少ない。
　今回はとんかつ。でも誘惑に抗することがどうしても出来ず、エビフライも頼んでしまった。結果こうしてとんかつの上にタルタルと海老フライがかかる始末。
海老フライをよけて撮ってみたが、カツについたタルタルが汚らしく、海老とカツの同居写真と相成った。　
カツはよく叩いてから、高温系で揚げているらしい。衣の油キレはいいが、やや焦げ気味である。肉は叩いて柔らかくなるのはいいが、叩き過ぎと揚げ過ぎで、肉の味が淡い。この価格なら質は致し方ないが、もう少し揚げに心を砕いてほしいと思う。
衣も揚げ過ぎゆえにはがれてしまっている。　
こういうカツは、普段食べているようになにもつけないとか、塩をかけて食べるのはふさわしくない。

お腹をすかして出かけ、甘めのソースを全部にまわしかけ、芥子をたっぷり浸けて食べ、ご飯をかき込む。
それが正しい。
周りのお客さんも、満腹になる喜びに満ちた迫力でガツガツ食べていて、見ていて気持ちがいい

山本氏

【肉2衣2油2キャベツ3ソース2御飯3味噌汁2お新香2特記なし合計18点】

河田氏

【肉2衣2油2キャベツ2ソース2御飯2新香2味噌汁2特記 車海老フライ 17点】