干し柿の曲者。

1日1甘 , 食べ歩き ,

福井県今庄「土の駅」

「デザートに干し柿はどうですか」と、吊るし柿もいただいた。

吊るし柿とは、旧今庄町(現南越前町)に450年前から伝わる伝統食である。

「長良」という品種の渋柿を用い、干した柿をナラやケヤキをくべた煙でいぶして乾燥させる。

冬の間は日光では干せず、囲炉裏の上に吊るして、いぶしたのが始まりだという。

こうして長期保存が可能になった吊るし柿は、なんと糖度が70度もある。

しかし練れた甘さゆえに、甘さがキツくない。

噛めばねっちりとして、優しい甘みと共に燻製香がほんのりと口の中に漂う。

これはお茶うけとしてもいいが、ウィスキーとやっても美味しいだろうなあ。