余計なお世話

食べ歩き ,

六本木交差点近くのそば屋「M」。
「ハムカツ」頼んだら
ご丁寧にチーズを挟み込み、海苔ではさんだハムカツ登場。
仕方なく、溶けたチーズを取り除き食べるが、海苔とハムはあわん。

ハムカツに、修飾詞はいらない。

「モズク酢」を頼んだら、鶉の生卵が。
モズクと酢、それに生姜だけで成り立つ料理を、原材料費を上げてでも、まずくしようとする努力は、お見事。

「板わさ」を頼んだら、明太子つき。
かまぼことわさびだけでいいんですけど。
庶民はそんなゼータク望んでません。

「卵焼き」を頼んだら 余計なお仕事はなし。
ほっと胸をなでおろすも、よく見りゃ、卵焼き中央部が青く変色。
冷凍ゆえの変色か。
一筋縄でいかぬ店主の根性見たり。
普通の、どこにでもある料理で、客の忍耐が試される、貴重な店である。

銀座のそば屋「F」に入る。
「板わさ」1200円!!
わがそば屋人生最高価格。
興味津々となり、すぐさま頼む。
なんのこたあない。かまぼこと焼きかまぼこの盛り合わせ。
質も並。
わさびがなくて、わさび漬け。
仕方なくわさびをもらう。
わさび漬けをわさびにし、かまぼこだけにして半額にしていただけませんでしょうか。
僕、板わさが食べたいんですけど。

以上これらを「余計なお世話」という。
ちなみに下に表示しは、銀座「ロックフィッシュ」の「ハムカツ」と 「辻留」の「モズク酢」
これでいい。