パシュッ!」。青々しい香りと甘みが、音を立てて弾けた。
「生きている!」 スナップエンドウの天ぷらを一口食べて叫ぶ。
豆とさやの内側が、溶けるように甘い。
どうしようもなく、優しく甘い。
アスパラは、穂先ではなく根元である。
香りは穂先に譲るものの、味が凛々しく、甘く、命の発露がある。
芽キャベツのはほのかに甘く、黒キャベツの若芽は、うま味がしぶとく、人参の葉は、穏やかな甘みを伝える。
これが春だ。春の息吹だ。
新宿「つな八つのはず庵」で、海老原ファームの野菜“エビベジ”を揚げてもらうの巻
パシュッ!」。青々しい香りと甘みが、音を立てて弾けた
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