ひんやりと、ひんやりと 2018.06.30 食べ歩き , 京都 , 豆 , 和菓子 Tweet ひんやりと、ひんやりと。 氷しるこが流れてくる。 口の中を冷涼が走り抜け、うだる暑さに惰眠していた細胞が目覚めだす。 冷たさをしばし口の中で楽しんだ後、ゆっくりと喉に落とした。 すると甘みが目覚めていく。 余韻に優しい香りが立ち上がる。 遠雷より遠く、川のせせらぎより緩やかに、甘い香りがそこにある。