集団妊娠

日記 ,

「五十にして天命を知る」かどうかは、いまだもってわが身はあずかり知らぬこと。
だが五十歳は人生の折り返し地点、新たな飛躍を心に刻む門出ゆえ、盛大に祝わねば今後の人生が滞る。
というこじつけで、マイミクやまさんの五十歳到来を祝う会、名づけて「聖誕会」を過日実行した

場所は、オープン前のバー代官山の「スピードスターバー」(詳細広報)。
私が幹事である。
ということは、本日日本で行われているであろう誕生会の中で、類を見ない、最高美食の会にしてやるぜ!
と燃えたわけである。

以下の記事は、食いしん坊の方なら、頭に来て憤然とする可能性もあるので、読まないで下さい。はっきりいって、どうだこの野郎自慢入ってます。
怒らないでね(しつこいって)

各方面の方々に甘えて手配した、日本随一の食材による料理と、常日頃お世話になっている料理店の方々に特別にお願いした料理による、わがままかつおいしい、ゼータク宴会。

題してユーラシア大陸一の宴会、冬の陣。 メニュー発表。
前菜は、
1、参宮橋「ロス・レイエス・マーゴス」渡辺光昭シェフ自らが、その場で切り分ける 「生ハム」。

2、直腸のパリパリ揚げや香港式チャーシュー、塩干し魚と鶏肉と豆腐の煮込みほか、青山エッセンス「特製料理」の数々。

3、川越小野豆腐のざる豆腐「なごり雪」、

4、初台ツバイヘルツェン「鴨の燻製」。
5、銀座バードランド「風鶏」、
6、セコムの食から熊本「豆腐の味噌漬け」、
7、渋谷VIRON特製テリーヌやレバーのムースにバケットやパンドカンパーニュ。
ふう。
ともうここまでで、充分すぎるほどの馳走攻撃。
8、さらに美食幹事が追い討ちかける。
「三重産石鯛のカルパッチョ、キウイ風味」。

9、埼玉萩原畜産の豚を使った、「茹で豚のにんにくソースがけ」。
10、青森産「帆立とスルメイカの中華風湯引き」ときたもんだ。

居並ぶ皿をものともせず、次々とつまみ、ばくばく食い、
シャンパンやワイン、アウグスビールやプレミアムモルツ、菊正宗をグビグビと飲む、さすが皆さん健啖、美食家。

おっとここで、渋谷ゆうじの樋口さん到着。
なんとこの日のために試作した(というかリクエストした。店にいってもありません「豚の内臓のトマト煮込み地中海風」だあ。
瞬く間になくなっていく。

さらに心も温めるスープ群、スープッストック遠山さん持参の「酸辣湯」、「サンゲタン」、「ミネストローネ」が出されたぞ。

ああ、悲鳴が上がったあ。

竹園旅館謹製、但馬牛の美しきタン。
なんとタンモトは,刺身で食べようって算段だ。塩だけでなんとも甘き、したと同化する
一同色めき立つ。
タン先は、香味野菜を入れて塩茹で。
マスタードつけ。こいつも上品。コンチクショウ。

さあお次はバードランドの「手羽先にんにく煮も上がったよお。
タスマニアのペッパーつけてね、一緒に煮たにんにくもほくほくして
うんまいよお。

おおここで、池尻パーレンテッシの料理到着。
プンタネッラのサラダや、魚介のフリット野菜のトマト煮込みなどなど盛り沢山。
お次は、セコムの食の「キッシュ」焼き上がり。ここで幹事の声が上がった。
「さあ牛肉焼くよ!」。と、声をかけたら、一同厨房前に集結。 竹園旅館のランプ肉薄切り。美しい。
どんどん焼くぜ。舌で溶ける柔らかい、甘味に鉄分、後味の切れさすが。肉を求めてさらに人殺到。
おい今何人いるんだ?
47人すげえ。まだまだ飲みますよか。

肉の合間に「茹でたてインカの目覚めのサラダ」に、新じゃがのアンチョビバター 西麻布和楽惣の名物「カルビ肉じゃが」大好評。
ついでに西麻布「かくれみの」のバーニャカウダもいってみっか。
「ラザニア持ってきましたあ」の声と共に、ディーン&デルーカチーム参加。
手には熱々ラザニアとチーズの盛り合わせ。
熟成とろとろブリーチーズはやばいです。
「おまちどおさま!!」ここでキャンティ川添氏参加。
両手に一杯に「生野菜盛り合わせ、特製ソース添え」が到着。

「早く揚げてよ」。「わかったわかった」。
底知れぬ食欲恐ろしい。竹園旅館のコロッケとメンチ揚げますよお。
ジャガの甘味。
メンチのジューシーなこと
』続いて 雲丹の炊き込みご飯 つまみながら、セコムの食の「島のソーセージ」も行くぞ。
もう全員お腹パンパン。妊娠状態。
すでに開始から6時間経過。
ここは古代ローマの宴会か。

デザートも忘れないでね。 洋梨の白ワイン煮やシェリュイの「ガレット・ノア」も食べなくちゃ。
ああまだまだあるがもう書けない。
ところで今日は、何のお祝いだっけ?