都内某所の人気の寿司屋で会食をした。
1人は初めて同席する方で、ここ数年食べ歩きに目覚め、有名寿司屋や割烹などを食べ歩き、食べログのトップに近いレビュアーであるという。
年齢は40歳をすでに越した年頃で、楽しい方なのだが、一緒に過ごさせていただいて、なんともったいないのだろうと思うところがあったので、後日老婆心ながら注意点をいくつかメッセージさせていただいた。
予約の取れない店を頑張ってとって、高い金額を払って過ごす時を、ちっとも生かしていないと思ったからである。
1寿司屋で他の寿司屋の話をしない。これは寿司屋でなくとも、店の人が聞こえるところでは同業者の話は、たとえいい話でも、控えること。たとえご主人から聞かれてもはぐらかしましょう。
2携帯・カメラはカウンターの上に置かない。例えば携帯は上着のポケット、カメラなら股の間に置く。寿司屋のカウンターは神聖なものなので、食べ物以外は置かないようにするのが原則です。
3寿司屋で写真を撮るなとは言いません。ただ撮ったらすぐに食べる。昨夜は写真を撮られたら、しばし喋られてから食べられることが多かったように思います。握り寿司というのは、握って置かれた瞬間から言い方は悪いですが、劣化していきます。乾き、酢飯も冷えてゆく。だから本来は写真を撮らずに、手と手がぶつかるくらい、すぐに食べたらいいのですが、写真を撮るなら置かれる前にもう準備しておいて、置かれた瞬間に撮り、すぐ食べる。これがマナーです。
僕はずるいので、撮る時は隣の人が撮る時その方が撮る時横からこそっと撮ってしまう笑。でも原則握りは撮りません。美味しい時を逃したくないから。
4いろいろ話をしたい気持ちはわかりますが、他人が食べている時、特に寿司屋の時は話しかけない。僕が食べてまだ口に入っている時に話しかけられましたが、そうすると人は味に集中できないのです、互いが食べ終わってから話あう。さらにいえば、そういう時に質問しないでください。
5大人の食いしん坊を目指すなら、シャリでなく酢飯と言い、書いてください。シャリは、ガリやオアイソなどとと同様、職人の言葉です
以上自戒も込めて