甘さの奥のしぶとい酸味 2020.10.12 食べ歩き , 果菜 Tweet そのミニトマトは甘い。 しかしただ甘いだけではない。 甘さの奥にしぶとい酸味があって、ハッと胸を突く。 「甘いトマトだけではダメ、酸味を伴ってないと」 聞くところによると、その生産者は変態らしい。 一方大玉のトマトは、皮が厚く、果肉がシャキッとしてだれてない。 甘くはないが、太陽の香りがする。 生でもうまいが、煮込んだらうまかろうな。 そしてジュースは、澄んだうま味が爽やかに流れていく。 余韻に、トマト畑の香りを残しながら。