東京とんかつ会議番外編大阪「フジヤ」とんかつ定食1300円

東京とんかつ会議番外編、一人出張会議
大阪「フジヤ」とんかつ定食1300円
肉3 衣2 油3 キャベツ(サラダ)3ソース3 ご飯2お新香2 味噌汁3 特記カキフライ 22点
いつも混んでいる人気の洋食屋だが、いつ行ってもサービスの方の心配りがいい。言葉使いが素敵である。
とんかつ定食をたのめば、「白金一つ」と通された。白金豚のカツである。
デミグラスがかけられたカツは、高温であげているせいか、衣が剥がれているが、この衣の香りがいい。恐らくラードだろう。甘い香りが漂う。肉はキメが細かく。ギシッとはが肉に入る噛む喜びがある。ご飯も香り高いあさりの赤だしも申し分なし、サラダも瑞々しい。こんなとんかつ定食を食べることのできる大阪の人は幸せだ。
的矢産の牡蠣も上等、出始めなためまだ小さいが、ミルキーな滋養をたっぷり蓄えていた。

鹿児島「丸一」
肉3 衣1油2キャベツ2 ソース1 ご飯2 お新香2 味噌汁2特記なし15点
鹿児島で最も人気なとんかつ屋さんは、大森丸一からの分家だという。
何よりの魅力は、肉のボリュームなのだろう。
なにしろ、ロースランチカツ定食1300円で250g ロースカツ定食1600円で280g.上ロースカツ定食2100円で370gだというのだから、量も安さも図抜けている。
上ロースを頼もうと思ったが「衣をつけますと400gになります」と言われてビビってロースカツ定食にした。
このあたりまだまだ修行が足りていないと。
さてカツは高温で長く揚げすぎか、焦げ茶色で、やや苦い。衣も剥がれ気味なので、修復することなく、いただいた。
にくはいい。甘い香りもある。ただ厚いためか筋に火が通っておらずに噛みきれない部分もあった。
至らぬ咀嚼力を反省する次第である。