昼は、郊外の国営レストラン「EL PALENQUE」へ。
現地の人もお誕生日など記念日のは訪れるというレストランで、家族連れも多い。
入れば外の厨房ではお兄ちゃんたちが炭火のグリルで、肉をがんがん焼いている。
頼んだのは、豚のミックスグリルと鳥の炭火焼。どちらもよく運動させているらしく(というか放し飼い状態であろう)、肉は引き締まり、脂が少ない。
肉はちょいと焼き過ぎの感があるが、味が濃く、噛み締めるほどに味が滲み出る肉である。
また肉につけるソースがいい。
オリーブ油に、玉葱、トマト、ピーマン、ニンニクのみじん切り、缶詰オリーブの輪切り、米酢をあわせたモヒトソースといって、シンプルながら野菜の味わいと、ほのかな酸が肉を引き立てる。
そして、豚肉の後ろに盛られている御飯が見えるかな。
小豆風の豆と炊いたキューバ風赤飯Aros Murasy Critutiannosといって、豆の味が米に染み渡って、しみじみとしたうまさがある。
どこか懐かしく、温かい。
ここにも人ソースをかけて食べても、おいしいのだな。
わからない人は、もっちりしていない、さらさらの赤飯を想像してほしい。
赤飯はもっちりでなくとも豆の力でおいしくなるということを、改めて痛感させられるのである。
昼は、郊外の国営レストラン「EL PALENQUE」へ
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