渋谷「ゆうじ」

日本一の焼肉屋

食べ歩き ,

やはり「ゆうじ」である。
30年通い、他の焼肉屋にも色々行ったが、やはりゆうじである。
肉の部位それぞれに的確な切り方をしてくる。
ホルモンなら、その中で一番美味しい部分をどう切るか。
焼きムラがでないよう、同じ大きさで切るか。
赤身肉なら、普通は繊維と直角に切るが、平行に切って食感を活かすときもある、
もみだれも20種近くあり、それぞれの部位や切り方、あるいはその日の状態、もしくは出す順番によって使い分ける。
だから飽くことがない。
つけダレも多く、工夫が行き届いている。
特製の焼き台も理に適っている。
しかも牧元さんはこの間来た時はこれ出したから、今日はこれを出そうと変えてくれている。
肉の銘柄など一切うたわない。
炎を出して撮影している不届きな若者もいるが、そっと氷を網に置き、注意はしない。
「焼肉はそれぞれお客さんが、自分で焼くからこそ楽しく、おいしいのです」。
ゆうじさんは、心が広い。
いつも客目線なのである。
いつも僕が焼き手となるのだが、先日は僕がもっとも信頼する素人の焼き手山口さんに焼いてもらった。
神経を配らない分、いつもよりおいしかった。
以下食べた物。
サガリとハツの刺し、ハツのステーキ、レバー
タン 小腸 胡麻と少し甘いタレ。
上ミノ 子袋
ハラミとすねに、テール
モモ。柚子胡椒 モモは、網を縦にして軽く焼く
スネは赤ワインつけて焼くと美味い
テールはそのままとニンニクおろしとレモン汁で
ホルモン。
ハツモト、ホルモン。ミノサンド、ハツアブラ ギアラ。そして中心にヤン。
ミノサンド
豚のガツシン。
ごちそうさまでした。
やはり「ゆうじ」である。
日本一の焼肉屋である。