包みたての 2015.10.31 食べ歩き , 東京 , イタリア料理 , パスタ Tweet 包みたてのラヴィオリは、ふんわりと。 餡をそおっと抱いている。 餡と皮の間に、わずかな、わずかな空間があって、優しく歯を迎え入れる。皮がまだしなやかで、存在感はあるのに、するりと消えていく。 消えていったそのあと口に、噛んで喉に落ちかかる瞬間に、ああ。 愛農ポークの甘い誘惑が立ち上って、我々の体から力を抜いていく。