伊勢海老の食べ方

食べ歩き ,

A伊勢海老刺身の食べ方
1. 素のママか、塩で。
2. 塩はつけてはいけない。塩を極少量降って1分待ったから食べる。
3. 前歯でブリッとした食感を楽しんだら、奥歯へ送り込む。
4. よく噛む。30回以上。よく噛むが奥歯だけではいけない。22回を過ぎたら、前歯に戻す。よく噛む。甘さに目を閉じる。

B伊勢海老鍋の食べ方。
1. 胴体は、から富の間に箸をいれて持ち上げ、外す
2. 頭は脚をとったら、味噌と身を食べたら、軟骨ごとガニを引きちぎる。そこに脚の付け根があって、極少量だが肉が隠れているので、この美味しさを見逃してはいけない。味噌は、こそげ取ってとっておく。
3. 脚が味が濃くてうまい。細い脚は関節ごとに割ったら関節の上から1センチのところを割って、肉を引き摺り出す。味が濃く、細いながらも弾力に富んでうまい。
4. 脚は剥いたら、一人4〜5本残しておく(雑炊用)

C伊勢海老雑炊の作り方。
1. 鍋は火を止めておく。
2. Bでとっておいたミソを溶く。
3. ご飯投入してから火をつける。
4. 湧いてきたら汁を多めに各茶碗にとり、上にとっておいて脚を数本のせて茶漬け風に掻き込む
5. 溶いた卵を落とす。最初は鍋の真ん中に、次に鍋の縁へ二段階で落とす。
6. 卵が半熟に固まる手前で火を止める。
7. 混ぜない。ネギを散らしたら、そうっとよそう。
8. 飽きてきたら、あらかじめ鍋汁であったポン酢を入れる。
高知、「伊勢海老料理 中平」にて。