この料理はなんだろう?
使われている食材はなんだろう?
そう問うても、ほとんどの方が答えられないだろう。
実際僕も、生まれて初めて食べた.
答えは「鰻」である。
「アンギーユオーヴェール」という料理だという。
フランス料理のぶつ切り赤ワイン煮込みの「マトロート」や、イギリス料理の「鰻バイ(浜松春華堂の菓子ではない)」や煮凝りは食べたことがあるが、これはベルギー料理である。
バターで炒め、白ワインやブイヨンで煮込んだ鰻に、オゼイユやパセリ、シブレットやセージなどのハーブソースをかけた料理になる。
正直、今までのマトロートやパイか、自分のおいしいという感覚からは、かけ離れていたので、ビビった。
だが.おいしいではないか。
溶けるように煮込まれた、柔らかいウナギからは、甘い脂が染み出し、それがハーブのさわやかな香りと抱き合う。
脂を、ハーブ類が引き締める。
つまり、白焼きに山葵が欠かせないように。
またこれと、ホワイトビールが合うんだな.
神田「ジャンドソレイユ」にて.





