〜独りフグ鍋〜
風邪ぎみのため、予定をキャンセルして一人鍋。
荒木町「しほ瀬」で、独りカウンターでフグ鍋だ。
一人鍋はいい。
白菜を入れ、フグの骨付き部分を二切れ入れる。
時間差でフグの身を一切れ。
煮立たぬよう、火加減に注意しながら。
一人鍋では、一気に入れず、ほぼ一切れずつ入れる時間の流れがいい。
途中、葱、春菊、豆腐を随時入れて。
ポン酢には先ほどの焼き白子を少し溶く。
また一人鍋のいいとこは、食べ終えた骨を鍋に戻しちゃうこと。
豆腐だけおかわり。それは雑炊に生きる。
雑炊は一人鍋だもの、お茶碗に軽く装ったご飯とたっぷりの鍋つゆで作る。
コイツをゆっくり火を入れてゆく。
米が二倍くらいに膨らんだところで、塩で味をつけ、溶き玉子。
とじ方は、「正一」直伝である。
うんいいぞ。少し卵を溶きすぎたかな。
とらフグ刺し、白子焼き、ふぐちりに、焼酎一杯、ヒレ酒三杯で8700円。
安い。