〜夏鍋〜

食べ歩き ,

〜夏鍋〜

こんな暑い日に鍋なんか食う奴はいないだろう。と思って店に入ったら、満席だった。
「水炊き鼓次郎」@田町である。
駅から八分は歩く。だらだらと汗をかきながら歩く。

そんな苦労して鍋を食べに来る奴はいないだろう。という予測も見事に外れた。
皆笑いながら、鍋を囲んでいる。
大人数もいれば、一人客もいる。
鶏ガラとモミジで長時間煮出されたスープは白濁して、唇がペトペトとなる。
まずはスープと鳥肉だけを一口。
次に塩を入れて、一口。
そして酢醤油につけて一口。
これをすすめていくと、たまらない。

つくねに行く前に、直ちにお代わりである。
つくねから野菜と行き、〆は麺か米か。
そりゃあ当然全両方でしょう。
スープに塩をし、隠し味程度に酢醤油入れ、麺をさっとゆがいてすする。
固茹で麺も、しばらく煮てやわやわになったやつもいい。

中華麺もいいけど、今度は細うどんを煮込んでも食べてみたい。
そして雑炊。

なにを隠そう(隠す必要もないが)私は、鍋奉行マスターである。
「鍋プロ」である。
今回は雑炊三段活用。

「スープ茶漬け風」。

「卵雑炊」。

「ぽてぽておじや」と三通りを作らせていただいた。
あっ、冷やしピーマンも美味しいので、ぜひ!