乾貨
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六本木「KOBAYASHI」
米が生きている。
食べ歩き米が生きている。 小林さんが作る炒飯を食べた時に、そう思った。 普通の炒飯もおいしい。 だが卵の力に甘えている。 ご飯の力を信じて、自立させていない。 この……
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神谷町「虎景軒」ジャヌ東京
坊さんは塀を飛び越えて。
食べ歩き壺は、紹興酒で湿らせた紙で封印されていた。 紙を取り、ゆっくりと蓋を開ける。 丸い芳香が立ち昇って、顔を包む。 湯気の向こうには,ナマコ,フカヒレ、鮑、魚の……
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三越前「蟹王府」
翡翠。
食べ歩き翡翠スープ。春菊と魚の浮袋、はと麦、鳥ささみ。それは、春菊が秘めた甘みに気づくスープなのであった。 ……
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元町「二位」
so long.
食べ歩き9年前、ご夫婦で店を始めた時には想像だにしなかっただろう。 予約至難の店となり、毎晩全国から客が押し寄せることなど。 さらに想像だにしなかっただろう。 9年……
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神戸元町「二位」
2度と出会えない料理。
食べ歩きここにもまた、一生誰もいけない店がある。 「敦煌」と同じく、閉店まで席は満席で、誰もいくことは叶わないのである。 かに肉と蟹子の炒めは、一口入れた途端、蟹の甘……
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赤坂 トゥーランドット臥龍居
上海名菜譜
食べ歩きトゥーランドット臥龍居で行われた特別上海料理の会。魚米之郷と呼ばれる地の多彩な料理を堪能した ■前菜 一つ一つの頭菜に副菜をつけて。 塩味、甘味、酸味、苦味、……
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日本橋 三越前 蟹王府
盆菜2
食べ歩き盆菜一皿目は、伊勢海老、フカヒレ、アワビ、ナマコ、ガチョウのもみじ、魚の浮袋、肉団子、豚足、ブロッコリーが盛られた。 伊勢海老は上品なあまみを滲ませながら、……
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日本橋 三越前「蟹王府」
盆菜
食べ歩き「解説の山田さん。つ、ついに登場しました。「盆菜」です」。 「はいこれぞ横綱です。盆菜(プンチョイ)は、いわゆる中国のおせちですね。旧正月に家族が大勢集まっ……
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好物な食べ物はなんですか?
食べ歩き「好きな食べ物はなんですか?」と、よく聞かれる。 「食べるプロなので、好き嫌いはありません。つまりすべて大好物です」。 と、答えるが、それは大方ウソである。 ……
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三越前「蟹王府」
点心天国。
食べ歩き昨日から上海本店一番の点心師が来日して、作っていると聞き、居ても立ってもいられず、「蟹王府」にやってきた。 一流点心師の作る点心は、まずヒダが美しい。 等間……
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