香港「生記海鮮酒家」の料理は、あたりがいい

• 魚介,
• 豚,
• 中国料理,
• 野菜,
• ご飯料理,
• 香港,
• スープ

香港「生記海鮮酒家」の料理は、あたりがいい。 どれも味が柔らかく着地していて、食材の味わいが生き生きと迫ってくる。 塩がふわりと染み入った鶏は、滋味が優……

ブンさんの作る魚醤トゥックトレイは雑味がない

• カンボジア,
• 発酵食品

ブンさんの作る魚醤トゥックトレイは雑味がない。ニョクマムやナンプラーより、恐ろしく手間がかけられて、その純な味が生まれる。 これが恐らく、どこよりも古い魚醤の……

伝統野菜を食べよう

• レシピ,
• 野菜

伝統野菜を食べよう。そう思い立ち、今年かららでぃっしゅぼうやの「いと愛づらしセット」を宅配してもらっている。 太い、泥つき三浦大根が届いたので、今日の昼は風……

〜アンコウの刺身〜

• 和食,
• 白身魚,
• 割烹,
• 茨城

〜アンコウの刺身〜 溌剌とした勢いが、舌を流れた。 アンコウの刺身を食べた。肝の刺身も食べた。 船上で神経〆されたという14キロのアンコウは、‘……

現世の食べ物ではない

• 東京,
• フランス料理,
• 卵,
• トリュフ

一口食べて体が溶けた。 玉子の精が濃縮して、固まっている。 いや固まっているのではない。固まるか固まらないか、そのギリギリのキワで玉子は身を寄せ合ってい……

平和は、いまここにある。

• 東京,
• フランス料理,
• 野菜

野菜たちの体に、幸せが満ちていた。 カブも人参も、胡瓜もカリフラワーも、斉須シェフの手にかけられたことを誇りに思い、輝いている。 命のしずくを滴らせ……

西麻布「香宮」

酢豚を食べて、中国料理の明るい未来を語ろう

• 東京,
• 豚,
• 中国料理

豚好きの僕にとって酢豚は、燃えるおかずである。 酢豚といっても、昔ながらの白酢や赤酢を使った、パイナップルや野菜入りの酢豚と、豚肉だけの黒酢の酢豚があって、東……

浜松町「ホルモン坐市」

• スピリッツ,
• 東京,
• 牛,
• 内臓,
• 焼肉

浜松町「ホルモン坐市」は焼き台がいい。 ジンギスカン鍋のような中央が盛り上がった形で、鉄板にスリットが入っているので、ホルモンを焼くのに理想的である。 なに……

優しく丸く、どこまでも優しい

• 米,
• 滋賀,
• 和食,
• 割烹,
• ご飯料理,
• 豆腐

優しく丸く、どこまでも優しい。 鶏ひき肉のうま味だけを信じて作られた餡を、豆腐と炊き上がり前の未成熟なご飯が受け止める。 舌の上を、熱く、静かに過ぎて、……

「イノダコーヒ」の海老ピラフ　　　＜京都の平生＞21

• 京都,
• ご飯料理,
• 甲殻類,
• 洋食,
• 喫茶店　カフェ

「イノダコーヒ」の海老ピラフは、ケチャップが甘えていない。 よく焼かれたケチャップは、角が磨かれ、おそらくほんの少しトマトソースも加えられているため、舌にふん……