博多「ひらお」にて

• 福岡,
• 博多,
• てんぷら

店を出てきた人が、列に並ぶ人を前に、勝ち誇ったような顔に見えたのは、気のせいだろうか？
 ２０分は待った。 だからまたやってしまった。
 折角並んで待った……

「味の正福」で大人買い

• 福岡,
• 和食,
• 博多,
• 魚介

焼き魚も煮魚も惣菜も、味噌汁も御飯も冷や奴に至るまで、いちいちうまくてやんなっちゃう。
 日本一の定食屋、博多天神「味の正福」で大人買い。
 四人で片っ端か……

博多「タンテール富士」

• 福岡,
• 牛,
• 博多

博多「タンテール富士」のテールはいけません。
 外はカリッとしていながら、中はほろほり。
 コラーゲンの甘みを広げながら、「どうね？」と優しくほどけていく。……

ぼくはナマコになった

• 博多,
• 福岡,
• 魚内蔵

ぼくはナマコになった。 
柳橋連合市場で一盛り千円という、この値段でいいの？このわたを買い、休憩所で朝食。
 新いかと赤ナマコ、赤貝もメカブも参戦させてやっ……

うま味が増していくヒレ酒

• 和食,
• 日本酒,
• 博多,
• 福岡,
• 魚介,
• 割烹,
• アルコール

博多「畑瀬」のヒレ酒は、飲む度に、なぜかうま味が増していく。 酒と溶けた、丸く、品のあるうま味がぐんぐん膨らんで、滋味が濃くなっていくのである。 こいつと、……

再び敬虔なるホルモン教の祈りを捧げました。

• 肉,
• 牛,
• 博多,
• 内臓

博多は春吉の「塩田屋」にて、再び敬虔なるホルモン教の祈りを捧げました。 湯引きの盛り合わせを味噌ダレと醤油で食べて、一気に祈りは深くなり、 ミミハツ (ハツ……

人は「ねちねち」に弱い

• 福岡,
• 博多,
• 中国料理,
• 麺料理,
• うどん　ひやむぎ　そうめん、きしめん

人は「ねちねち」に弱い。 調査によれば、最も弱いのは「もちもち」らしく、それに「しこしこ」や「しゃきしゃき」が追随する。 どちらかというと、「ねちねち」は忘……

最近の梅干しは

• 博多,
• 割烹,
• 漬物

最近の梅干しは、腑抜けている。 甘さで媚びて、本来の役目を忘れている。 大分の梅で作ったという、博多「畑瀬」の梅干しは、ふっくらと大きく、赤い体を誇らしそう……

丸い味噌汁だった。

• 福岡,
• 博多,
• しる汁物

丸い味噌汁だった。 うま味が甘く、味噌と出汁が仲睦まじく溶け合って、ころりころころと舌を過ぎていく。 「はぁ〜」。一口飲んだ瞬間に、幸せのため息が漏れた。 ……

こういう店は困るなあ。

• 和食,
• 果菜,
• 博多,
• 魚介,
• 卵,
• 安くて旨い。B級　大衆食、1999円までの味

こういう店は困るなあ。 あれもこれも頼みたくなっちゃうじゃないか。 頭の中のもう一人の自分から「落ち着いて」と言われてしまう。 塩焼きが、生秋刀魚に鰆、ブ……