各国の料理
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鴨南そばの楽しみ。<江戸の常日>
「種物食う奴なんざ、粋じゃねえ。そばは千切れるし、繊細な香りが隠れちまう」と、断言するそば通の友人は、断固として種物を食べない。 でもわたしは、御高説を無視し……
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蟹 銀
食べ歩き新橋烏森口より七分、飲食街のはずれに店はある。アイヌの魔除け柱が門柱がわり。店内はアイヌ彫りの衝立などを配した郷土色あふれる内装だ。 突き出しのいくら醤油漬を……
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代官山 ラ・フォルナーチェ 閉店
釜という伊酒屋。
ラ・フォルナーチェ 階段を降りていくと、小体な空間。 厨房に向いた四席のカウンターと背を向けた三席のカウンター。 厨房を切りもるは、二人の男性。 「面倒くさい……
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イタリア料理のお作法
食べ歩き , 日記イタリア料理に行くと決めたら、まずしなければいけないのは、人選である。 カジュアルな店で楽しもうって日には、なおさらである。 気のおけない同席者を選……
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蟹大根鍋
食べ歩き浅草に「牧野」という店あり。 「いやだあ牧元さんたら、うちはふぐ屋で蟹鍋の店じゃないんだから。あまり人に言わないで」 と、女将さんは言うが、いいなが……
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ニラそば
食べ歩きニラそば1100円。 一見なんてことはないお姿。 しかしニラの下には、くったくたになった玉ねぎとにんにく。 スープは塩が舌に当たらず、優しく、深い……
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干し鮑
食べ歩き「干し鮑よりも、すし屋さんの蒸し鮑のほうを僕は評価するな」。 先輩のぐーるめから言われて、いっそう食べたくなった。 薄切りは食べ……
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冷麺が理解できなかった。
食べ歩き僕は長い間、冷麺が理解できなかった。 太くて噛み切れない、モゴモゴ麺。 淡い味付けなのか頼りないのかはっきりしないスープ。 味の抜けた肉や少量……
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京都「あじ花」
味はなあ。
食べ歩き京都に行くと、南座の裏へと足を運ぶ。 路地にぽつんと灯りがともる。 屋号は「あじ花」という。 お客はたいてい地元の客で、それも数々の割烹に行き倒したようなつわ……
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坦々麺の魅力は辛味だけではない。香りや甘味、風味の変化を楽しむべし。
食べ歩き , 寄稿記事坦々麺の魅力は辛味だけではない。香りや甘味、風味の変化を楽しむべし。 溶岩流のような赤いスープに茶色の肉味噌と彩りの青菜。 麺をすすろうと持ち上げれば芝麻醤が……
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