各国の料理
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それが「Mondo」宮木シェフの料理なのだ。
食べ歩き19:30。 朝9時に絞めたという村さんの寒ボラは、ボラ特有のボケた味の気配が微塵もなく、シャープに舌に切り込んでくる。 うま味が太く、温かい。 口の中で……
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僕は慈愛の海に包まれた。
食べ歩きざぶん。 一口麺を食べた瞬間、僕は慈愛の海に包まれた。 お馴染みのペスカトーレである。 魚の姿はどこにも見えないが、口の中では波がうねっている。 豊穣な……
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白金台「336ebisu」
「336ebisu」
食べ歩き今月もまた、多岐にわたる食事をいただいた。料理人も趙楊さんや斉須シェフ、小野二郎さんといったベテランから「海味」や「陳」。「篠原」や「336ebisu」といっ……
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味の奥底に、一筋縄ではいかない屈折がある
食べ歩き味の奥底に、一筋縄ではいかない屈折がある。 味は優しい。一口目はまろやかに舌に滑り込む。 しかし一噛み二噛みしていくと、優しいだけではないしたたかな旨味がに……
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冷たくとも十分にいやらしい
食べ歩き冷たくとも十分にいやらしい。 「パッサージュ53」の黒トリュフのタルトはそれを証明している。 黒い厚切りに包まれた中には、トリュフアイスとトリュフシャン……
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そこには愛があった
食べ歩きそこには愛があった。。 丹念に骨切り!された鯉は、ふわりと口の中で身を崩し、淡味に潜ませた滋味を滲ませる。 皮は、皮下のコラーゲンと共にぬるりんと舌に絡……
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呼吸が聞こえてきた
食べ歩き呼吸が聞こえてきた。 耳元で命が囁き、脈動が響く。 前菜の「ホタテとみる貝のタタキ」は、細かく切ったホタテと本みる貝を合わせ、エキスが出ない程度に、優しく手……
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肉まんと鍋そば。
食べ歩き「肉まん」。頭にこの文字が浮かぶと、僕はまっしぐらに銀座を目指す。 目指すは「維新號本店」である。なにしろここの肉まんは、でっぷりと太っているのがいい。 ……
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おばちゃんが輝く国
食べ歩きおばちゃんが輝く国である。 といっても、どこかのおばちゃんとは違う 自分を決して出さず、地道に真面目に仕事と向き合っている。 高知の食文化を、静かに……
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奇跡の夜
食べ歩き器と料理が見つめ合い、抱きしめ合う。 ちょっと照れたり、笑いあったりしながら、喜んでいる。 レカン高良シェフと有田焼、有田や佐賀の食材による、一夜限りの……
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