各国の料理
(4047件)-
澄んだ空気と色気が混じり合う、アンビバレントな夜
食べ歩き北の地に、色気のある料理が登場すると、どきりとする 外の澄んだ空気と色気が混じり合う、アンビバレントな夜に胸が高まっていく。 都会では出会わぬ、非日常である……
続きを読む -
キンキは、濡れていた。
食べ歩きキンキは、濡れていた。 スプマンテで蒸され、そのソースが添えられ、トリュフをかけられて、濡れていた。 肉は、まだ生の水分を宿しているかのようにしっとりと……
続きを読む -
すき焼きは危険である。
食べ歩きすき焼きは危険である。 普通の霜降りだと、3枚くらい食べればもういいやとなるのに、新保さんが手当てした近江牛だと永遠に行けてしまう。 おそらく昨夜は、一人4……
続きを読む -
もう何も言うまい。
食べ歩きもう何も言うまい。このふたりがあつかう、マグロと牛肉は、命の発露がある。 命をみなぎらせて、迫ってくる。 それでいて優しく、かつ老練に迫ってくる。 ああ、……
続きを読む -
ハモの出汁炊き込みご飯
食べ歩き9月の荻窪「有いち」のご飯は、ハモの出汁炊き込みご飯だった。 鱧のうま味がうっすらと米に沁みて、しみじみとした美味しさが募る。 このご飯のお供には、玉子……
続きを読む -
松茸は濡れていた。
食べ歩き松茸は濡れていた。 自らのエキスなのか、朝露なのか、昆布の液なのかはわからない。 ぬめりと濡れて、光を映し、「食べる?」と、耳元で囁く。 生松茸に薄く……
続きを読む -
優しく噛んで。
「もっと優しく噛んで」。 グッと歯に力を入れて肉を噛むと、そう言われた。 中国でもフランスでも、鳩は大抵丸ごと1羽で料理する。 丸焼きにし、丸ごとスープに……
続きを読む -
グリンピースとハム 田鰻
食べ歩き「老吉士」での好物、グリンピースとハムの炒めを頼んで、これはご飯だなと豆ご飯。 豆の優しい甘みとご飯の甘みが混ざって、笑い出したくなる味である。 次に田鰻の……
続きを読む -
一度は「老吉士」
食べ歩き上海に来たら、一度は「老吉士」に行かないと、気持ちが収まらない。 上海名物「紅焼肉」(つまり豚の角煮だね)は、いろいろ食べたが、やはりこの店のものがいい。 ……
続きを読む -
「蟹王府」上海
食べ歩き「蟹王府」上海 酔っ払い蟹 氷蟹ミソ 菱の実の茎 塩鶏 20匹分の蟹の胸肉を蟹ミソの合わせ炒め。パリパリの皮に包んで、黒酢を固めたものを乗せて食べ……
続きを読む