仙台「梵くら」

一つ6千円のかき氷

• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 宮城,
• スィーツ

一つ6千円のかき氷である。 大きな利休栗を脇に置き、頭頂部を一口食べて、言葉を失った。 かかっているのは、バニラミルクである。 バニラの香りが口に広がり、鼻から……

仙台「クロモリ」

また変態の話を聞いた。

• 中国料理,
• 宮城,
• 甲殻類,
• 麺料理

また変態の話を聞いた。 「北海道から卵を買ってきて、宮城沖で育てても、そりゃあ宮城産とは言えないでしょう」。 そう考えた漁師は、宮城沖でホタテの卵を苦心して採取……

仙台「クロモリ」

フカヒレと栗。そして上湯。

• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 中国料理,
• ご飯料理,
• 宮城,
• 乾貨,
• スープ

上湯が静かに微笑んでいた。 湧き出る滋味は、底が見えぬほど深い。 だが、どこか軽やかな味わいがある。 聞けば、金華ハムではなく、自家製の生ハムで出汁を取ったと……

1/5から1/22までの全食べ歩き記録

• 牛,
• 和食,
• 東京,
• 割烹,
• 中国料理,
• 豚,
• 京都,
• フランス料理,
• 居酒屋,
• 宮城,
• ジビエ,
• 丼,
• 焼きそば,
• ステーキ

胃袋と肝臓はよく頑張ってくれているなあ。 1/5からのタベアルキスト活動を開始し、1/22までの全記録を載せてみた。 ある理由がある故作ったのだが、その理由……

牛タン焼き定食で有名な

• 牛,
• 宮城

牛タン焼き定食で有名な「太助」という店は多くあるが、創業者の血を引くのは「味　太助」だけである。 「俺も、父も、おじいちゃんも、店を広げることには興味がな……

香ばしく焼けたきくに

• 居酒屋,
• 宮城,
• 魚卵　白子

香ばしく焼けたきくに、塩をちょいとつけて、一口でほおばる。 はふはふとあえぐ舌に、乾坤一を流し込む。 白子の精が、酒に酔って香りを開き、甘えるようにしなだれ……

ただひたすら芹である

• 和食,
• 野菜,
• 宮城,
• 鍋なべなべ

ただひたすら芹である。 山盛りの芹を食べては、食べる。 根を入れてうなり、茎を入れて笑い、葉を入れて目覚める。 シャキシャキ、ザクザク、クシャクシャ。 ……

きんき

• 和食,
• 白身魚,
• 居酒屋,
• 宮城

ご主人は、魚に合わせて串を作り、炉端で焼く。その串と、正確な眼力で焼かれた魚たちは、生き生きと舌に迫った。 真骨頂がきんき。 香ばしく焼かれた皮をバリッと齧れ……

仙台「一心」

きくわた焼いて。

• 魚介,
• 居酒屋,
• 宮城,
• 魚卵　白子

北海道では「タチやタツ」。青森県では「タヅ」。秋田県、山形県、福井県では「だだみ」。京都では「雲子」などと呼ばれる鱈の白子を、仙台「一心」で焼いてもらった。 ……

秋刀魚

• 光り物,
• 宮城,
• 干し魚

秋刀魚は塩焼きに限る。 しかしその思いを簡単に覆したのが、気仙沼「ヨシダフーズ」の「酒香干」だった。 最上の秋刀魚を、天然塩と酒と地下水で調味し、潮風を吸わせ……