魚介
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焼津「馳走西健一」
カマスとキス。
食べ歩きカマスに口づけされた。 カマスが僕の舌に、自分の舌を沿わせてくる。 一瞬、そんな感覚が襲って、鳥肌が立った。 定置網を一気に引き上げるのではなく、泳がせて、元……
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赤坂「口悦」
おじさんたちの保育園。
食べ歩き「今晩は」。 気の合うおじさん3人でカウンターに座り、板長に挨拶した。 「いらっしゃいませ」。 品のある落ち着いた声で彼は挨拶をした。 この店は一人で来て、好……
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徳山鮓
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六本木「KOBAYASHI」にて
上海蟹と豆腐。
食べ歩き上海蟹の魅力は、雌のミソと雄の白子にある。 蟹肉は少なく、松葉蟹や毛蟹のあまみに慣れ親しんだ我々の舌には、淡い。 しかしこの料理は、その蟹肉の希薄……
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熊本「鮨中村」
薄くを厚く。
食べ歩き変わった握り寿司だった。 切り身を切られる時、随分と薄く切られるなあと思っていたら、二つに折る。 もしくは重ねて握られるではないか。 酢飯に二枚の切り身が、お……
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美山荘
美山荘10/25
食べ歩き美山荘 ★銀杏 ほうばみそ。 大根 柚子 クコの実 、八坂鶴丹後半島のお酒 ★もつてぎく、白味噌胡桃豆腐 菊の香り 鯉のお造りと鯉の皮の湯引き。 ……
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根津「さかなのさけ」~日本酒の美味しい居酒屋
食べ歩き17年やられた大阪の居酒屋から六本木に移転し17年。2024年に根津に移転された、ご夫婦で営む店。奥様が料理を作られ、喋りの間合いがなんともとぼけて、ユーモラ……
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荻窪「北京遊膳」
八宝菜の真実
食べ歩き「日本の八宝菜は時として名ばかりで、八悪菜」。 みんなお馴染みの八宝菜を指して、中国料理通の某作家は、そういわれたという。 「宝」が、入っていないからである。……
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料理人がいらない料理がいい.
食べ歩き「野があるままを目指す。料理人がいらない料理がいい」。 あらゆるシェフから敬慕される、職人館の北さんこと北沢さんは言われた。 「日本は、認可食品添加物が160……
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大阪「梅市」
不思議なおつゆ。
食べ歩き不思議な椀物だった。 一口飲むと、かなり淡い。 だが奥底に、品のある昆布のうまみが潜んでいる。 それが丸みを帯びて、舌に転がり込んでくる。 大阪のお椀は、こっ……
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