日本美食の旅
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             飯田「長屋門桒原」 食べ歩き山菜の女王と呼ばれるコシアブラは、喉や鼻腔の襞を清めるごとく、清涼な風が吹く山菜である。 その香りはしたたかで、どんなに調理しても生きている。 天ぷらや御浸し…… 続きを読む
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             四谷荒木町「たまる」 日本の財産。 食べ歩き「この間ね、もう歳だし、やめようかなあって、90歳のホルトさんに言ったら、『辞めて何かすることある?』て、聞くんだ」。 「80過ぎて、新しく始めることなんか…… 続きを読む
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             飯田「上海楼」 餃子の展開。 食べ歩き11時に店が開くと、瞬く間に席が埋まった。 飯田市民のソウルフードなのだろう。 中華そば、ワンタン麺、チャーシュー麺、五目麺、味噌ラーメン、タンメン、餃子と、…… 続きを読む
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             飯田「柚木元」 「ほうら食べてごらん」。 食べ歩き太い。 とてつもなく太い。 加熱されたアスパラガスは、穂先から精気を放っている。 「ほうら食べてごらん」と、誘いかけてくる。 茹でられてもまだ生きていて、食…… 続きを読む
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             鎌倉「北じま」にて 異次元のアンコウ。 アンコウが、ファインティングポーズをとっていた。 「異次元のアンコウです」。 運んで来た女性がコーフン気味に言う。 アンコウに異次元も普遍もなかろう。 そう思…… 続きを読む
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             そば処 かざこし かざこし。 食べ歩き長野の街は、どこも蕎麦屋が多い。 飯田の街も例外ではない。 しかし蕎麦は、痩せた土地に向いている。 飯田市は、広く、日照時間が長く、きれいな水に恵まれていたた…… 続きを読む
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             松本市「あや菜」 運命の店2 食べ歩き前回まで 松本市で2軒に振られ、仕方なく訪れた店に恵まれた。 盃を重ね、「ふきたっぷり味噌」とおにぎりを頼んだ。 すっかり仲良くなった隣の初老男性は、運ばれて…… 続きを読む
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             松本「あや菜」 デスティネーション・レストラン運命の店 食べ歩き食べ歩いていると、時々運命を感じる。 松本市での夜は、ぎたろー軍鶏の焼き鳥と決めていた。 そして締めには、「美味城」でサイ炒飯だな。 ところが焼き鳥屋は臨時休…… 続きを読む
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             長野の山奥で筍堀。 食べ歩き , 日記続きを読む
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             松本「サイドカー」 サイドカー。 食べ歩き蔵造りの家々が並ぶ、古の趣を残す通りにそのバーはあった。 扉を開けると、カウンターが奥に伸び、ご主人が1人立っている。 「いらっやしませ」。抑揚のきいた声で挨…… 続きを読む