甲信越
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欅苑
食べ歩き欅苑 胡麻豆腐 実に滑らか、香り高い のっぺい 淡い出汁に野菜の丸い滋味が溶け込んで、味わいがなんとも優しい。行き過ぎないうまさ 菊 柿本のおひたし シャ……
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水俣魚沼 龍寿司
食べ歩き水俣魚沼 龍寿司 佐渡のあら きれい 佐渡 アオリ ねっとり包丁め 塩釜 本鮪赤身 トロ 甘エビのオボロをかましたコハダ 締め具合いいい 茄子……
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ここでしか会えない握り寿司がある。
食べ歩き渡のあらは、脂が乗っているが、脂のいやらしさがなく、綺麗な味である。 ニシバイ貝は、包丁目を入れて、にぎりと馴染むようにし、胡瓜の佃煮をかまして、旨味……
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底知れぬうま味が、潜んでいる。
食べ歩き椀の蓋を少しずらして、香りを嗅いだ。 その刹那、森の闇に包まれた、 窺い知れぬ、圧倒的な香りが、鼻の襞を揺らす。 蓋を開け、汁をすすった。 すごい。……
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旅の人
日記今日から、旅の人となる。 今朝に立って、トマム→旭川→神戸→大阪→下関→博多経由で東京へ。 翌日魚沼に行き、三泊して土曜日に東京に戻り、日曜日金沢へ。 一……
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ラーメンとはなにか
食べ歩き褪せた赤のれんをくぐると、細長いカウンターが伸びていた。 剥げかけ、客の愛着が沁みこんだカウンターに座る。 「そばを一つください」 「はいよ」。 奥……
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モツの満員電車
食べ歩き長野「小鶴」の煮込みは、モツの満員電車である。 野菜もこんにゃくもなく、大腸、小腸、胃袋が、身を寄せ合い、ひしめき合う。 クニュ、ふんわり、シコッ。 それ……
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栗の声を聞いた。
食べ歩き栗の声を、聞いた。 幾重にも連なる栗の糸を、慎重に口に運ぶ。 その途端、糸は、はらはらと舞い散って、夢となった。 「これが私なの」。そう栗が呟いた。 こ……
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「朱雀モンブラン」
食べ歩き栗10個くらいの口の中に突っ込まれたかのような勢いがあった。 「小布施堂」の「朱雀モンブラン」である。 切って口に運ぶ。 クリームがふんわりと舌に乗って、……
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「雁の山」
食べ歩き日本人が和菓子というものに、自然を託してきた美学が、ここに息づいている。 小布施から望む雁田山にちなんだ「雁の山」は、小豆あんを山に、裏ごしした栗を空に見立て……
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