東京
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なんたって油がいいからネ
食べ歩き「あの店はいい。なんたって油がいいからネ」。一昔前の人たちは、洋食屋やとんかつ屋を薦めるのに、こんな言葉を交わしていた。 「油は店の味だと思います」。四代目主……
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東京とんかつ会議第61回 代々木上原「武信」ロースカツ膳(2160円)
とんかつ会議東京とんかつ会議 第61回 代々木上原「武信」ロースカツ膳(2160円) 【肉3衣2油2キャベツ2ソース2御飯2新香3味噌汁2 特記なし 18点】 地元……
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電球の黄色く柔らかい灯りの下
食べ歩き電球の黄色く柔らかい灯りの下、酒と客の愛着が染みた卓が鈍く光る。 机の飴色に溶けゆく煮こごりの鼈甲を、少しずつ突き崩しなら、菊正宗の燗をやる。 ちびちびと、……
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、湯島の「シンスケ」 秋田角館の「じん市」閉店 三越前「ボンヌ・ターブル」
ほうれん草2「ほうれん草とアワビの関係」
食べ歩き自分で頼んだものが、イフリートかオシリウスかはわからないが、居酒屋や定食屋に行ってメニューにあると、必ず頼む。 青々しい香りと醤油のうま味、鰹節の香りが一体……
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その細い細いそばは
食べ歩きそのそばは、その細い細いそばは、彼だけが打つそばである。 そば職人として、長い年月を経て、生み出したそばである。 細いので、香りが立つ。 口の中で、そばの……
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荻窪の「丸福」事件
食べ歩き , 日記人の手に汚れていない、純真な魂 荻窪の「丸福」が、超人気店だった30年前の話だ。 店はまだ青梅街道に面していて、当時の人たちは怖かった。 愛想がない。……
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鹿を噛みしだく
食べ歩き鹿を噛みしだく。 ゆっくりと噛みしだく。 血の香りが膨らんで、命をいただく感謝がせりあがる。 次に、野生ならではの気高さが、滋味となってにじみ出る。 血……
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「流麗」
食べ歩き「流麗」という言葉がある。 「流麗」という表現は、文章や音楽などが、なだらかで、美しい様を指す。 僕は、この店でラーメンを食べる度に、「流麗」という……
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タルタルステーキは
食べ歩きタルタルステーキは、平たく盛るのではなく、山盛りにしないと、実力が少しも出せないことを知った。 タルタルステーキは、生肉や卵黄ケイパーなどを、ただ混ぜるのでな……
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クリスマスには
日記クリスマスには、赤と緑の料理と、鶏肉だろうと、直城で、バンバンジーと麻婆豆腐。麻婆豆腐は、豆腐の柔らかさと餡の柔らかさが同じ、豆腐が熱々。油多用なれど油感じさせ……
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