四国
(240件)-
高松市郊外の田んぼの中に
食べ歩きその店は、高松市郊外の田んぼの中にあった。 座ると、「立って、テーブルから少し離れていただけますか」という。 するとスタッフが慎重な手つきで、机にサラン……
続きを読む -
高松 朝7時
食べ歩き高松 朝7時。朝からやっているうどん屋で、おいしいとこはない。と、言われたが、やることがないので、うどんバカ一代へ。 かけ小と釜玉バター小頼んで二玉。 ……
続きを読む -
かずおのサツマイモの奇跡。
食べ歩きそれはサツマイモとのエッチだった。 皮を剥き薄皮をむき、中心部だけを口に入れる。 するとまったく繊維がない口触りで、ねっとりむっちりと、舌に甘えてくる。 ……
続きを読む -
夢は進化していた
食べ歩きかずおさんの夢は進化していた。 半年前にお会いして、ようやく完成させた高知産の小麦によるうどんへの思いと、その将来という夢で終わる器の人ではなかったのだ。 ……
続きを読む -
かずおの子芋
食べ歩きなんという子芋だろう。 噛むと、ムースのように滑らかで、甘く甘く舌に広がっていく。 それでいて、芋としての尊厳があり、しっかりとしている。 子芋でこれだけ……
続きを読む -
猪肉の叉焼 猪のすまし汁
食べ歩き歯が脂に当たると、ぐっと食い込み、確かな存在を感じるのだが、その瞬間に溶けていく。 甘い香りを放ちながら切なく溶けていく脂のうまみの後を、肉の滋味が追いかける……
続きを読む -
麺自らが意思を持つ
食べ歩き自分が食べているのではない。 隣の人が麺を手繰り、すすっているだけで小麦の甘い香りが漂ってくる、とんでもなきラーメンである。 4年前かずおは、高知産の小……
続きを読む -
「かずお丼」
食べ歩きこれがラーメン前の丼である。 かずお自慢の米に、猪の叉焼肉を乗せ、ナンの肉か分からぬ肉のすき煮をのせた。 このナンの肉か分からぬ肉が、たいへん危険なのである……
続きを読む -
神の光
食べ歩き , 日記めじな、ハガツオ、鯛、サバ、アジ、チャンバラ貝、ヒラメ、カワハギ、タチウオ、ホウボウ、アオリイカ。 須崎漁港に神の光が舞い降りる……
続きを読む -
食べた瞬間、なにも言葉が発せなかった
食べ歩き , 日記食べた瞬間、なにも言葉が発せなかった。 中空をうっとりと見つめながら、唸ることしか出来なかった。 それは我々が知りうるカツオではない。 神……
続きを読む