料理ジャンル
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神谷町「虎景軒」ジャヌ東京
坊さんは塀を飛び越えて。
食べ歩き壺は、紹興酒で湿らせた紙で封印されていた。 紙を取り、ゆっくりと蓋を開ける。 丸い芳香が立ち昇って、顔を包む。 湯気の向こうには,ナマコ,フカヒレ、鮑、魚の……
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「常に安らかであれ」。
食べ歩き山の上では、初夏の緑が燃えていた。 石畳を進むと、樹々に囲まれた山居が、我々を待ち受ける。@ 「常安軒」と名づけられた茶室である。 待合に腰掛けてしばしくつ……
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「TARO Azabujyuban」
チキンバスケット復活。
食べ歩き1972年、高校3年生だった青年は、彼女との初デートに銀座の店を選んだ。 銀座五丁目にあった「キャンドル」である。 三島由紀夫や川端康成、越路吹雪や渥美清な……
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シメご飯。蓬ご飯
食べ歩き , シメご飯北海道 栗山町「味道広路」5/31の締めご飯 蓬ご飯 松の実 根っこが百合根に似ていることから名付けられた百合わさびを添えて 沢庵 山ゴボウ もろみ味噌漬け ……
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こんな料理を愛する人でありたいと思う。
食べ歩き「アジの卯の花あえ」 アジのうまみにそっと花を添える、おからの優しい甘みがいじらしい。 いつまでも、こんな料理を愛する人でありたいと思う。 「コシアブラの炊き……
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3日連続BBQ
食べ歩き3.4.5と軽井沢三連続BBQ. 3は焼き手として参戦したが、BBQ台の調子悪く、フライパンで、魚介や牛タンを焼く。 手土産は、白切鶏。 4は炭火で,牛肉……
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青山「ラブランシュ 」
陰陽。明暗。
食べ歩き明るさがあるから、闇が深くなる。 陰があるから、陽に感謝する。 凛々しさがあるから、弱々しさが輝く。 世は、両極があるからこそ、美しい。 田代シェフの料理も……
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浅草「並木藪」
江戸っ子好み2
食べ歩き柳川とご飯を頼むべきか。 柳川丼をかき込むべきか。 吾妻橋「どぜう ひら井」で散々悩んだあげく、ここは切り上げて,蕎麦屋に足を伸ばすことにした。 近くの「吾妻……
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我妻橋「ひら井」
江戸っ子好みの味。
食べ歩き丸鍋は、小鍋にささがきゴボウを敷き、どじょうをのせ、割下を注いだ状態で運ばれてくる。 卓上で火にかけ、たっぷりのせたネギを乗せて、くつくつと沸く頃にはネギはし……
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水天宮 「蛎殻町 鮨すぎ田」
剥がしマグロ。
食べ歩き噛んだ瞬間、マグロは舌と同化した。 品のある脂の甘みを、すうっと流しながら、もはやどれが舌でどれがマグロだかわからない。 それほどまでに、滑らかである。 気……
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