割烹
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大阪「梅市」
不思議なおつゆ。
食べ歩き不思議な椀物だった。 一口飲むと、かなり淡い。 だが奥底に、品のある昆布のうまみが潜んでいる。 それが丸みを帯びて、舌に転がり込んでくる。 大阪のお椀は、こっ……
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飯田「柚木元」
松茸土瓶蒸しの真。
食べ歩き土瓶蒸しの蓋を開けると、半分に切った小さな松茸が一つ入っていた。 こちらで土瓶蒸しをいただくのは3回目だが、以前とは様子が違う。 ご主人は言われた。 「普通……
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飯田「柚木元」
松茸の精霊。
食べ歩き松茸は濡れていた。 傘も軸も、肌合いがしとしと潤っている。 これこそが、鮮度の証だという。 松茸が、生きている姿だという。 数時間前に採ったばかりだという松茸……
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大原
秋の大原
食べ歩き鮑、胡麻豆腐、海老の炊き合わせ まつかわ カツオ 松茸と鱧土瓶蒸し 八寸 銀杏、神楽南蛮じゃこ いくら醤油漬け 鱧の落とし 鱧の皮 石川小芋 栗の蜜煮 干し椎……
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銀座「はち巻岡田」
滝川豆腐
食べ歩き今年の夏は食べなかったが、まだ間に合うだろうか。 不安な面持ちを抱えながら、9月に暖簾をくぐった。 「あるぞ」。心が叫ぶ。 品書きの定番位置で、それは待ってい……
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白か黒か。
食べ歩きイチジクは、白胡麻ではなく,黒胡麻だと思う。 黒胡麻が持つ香りの太さが、優美なイチジクと対をなしながら、この果物の中に眠るたくましさを引き出している。 イチジ……
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岐阜「川原町 泉や」
鮎を国違い、川違いで食べ比べる
食べ歩き鮎を食べ比べた。 高知と岐阜の川違いである。 1匹目は、全国で水質一位である仁淀川の支流小川川の鮎を食べた。 澄んでいる。 味がきれいで香りも淡い。 仁淀ブル……
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八月 おいしくいただいた料理
食べ歩き8/2 「ふじさわ」名古屋 「アジの握り」 5 「あらたみかわ」新橋 「穴子の天ぷら」 6 「スパイスラボトーキョー」銀座 「オックステールのビリヤニ……
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白金「白金 芯」
地味好み。
食べ歩きコースの締めくくりは、「愛知鴨と松茸のしゃぶしゃぶ」だった。 しかしこれよりも、コースで出された「太刀魚炙り」や「ちたけの湯葉しんじょう椀」よりも、その後ア……
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再び渋滞。
食べ歩き原稿が重なり、F Bにアップできていない。 渋滞が続いている。 せめての指針と備忘録のため、ここ2週間の記録だけ、報告したい。 1.昼 札幌「だるま軒」 夜 ……
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