各国の料理
(4020件)-
自然と共生してきた日本人の料理だった
食べ歩き自然と共生してきた日本人の料理だった。 ローストした鬼カサゴをカサゴと蛤のスープに浮かべ、二種類の食感と塩気が違う若芽を沈めて、春の豆を添える。 泡は、……
続きを読む -
噛めば甘露のエロスが滲み出る
食べ歩き噛めば甘露のエロスが滲み出る。 十日町の澄んだ水が生んだ妻有豚は、汚れのない滋味に満ちていて、噛みしめる度に命の深さを滴らせる。 脂は甘く、舌の上で溶け……
続きを読む -
湯島「いづ政」
一回鍋で食ってからじゃなきゃ、この味が出ねんだよなあ。「いづ政」
食べ歩き「鍋にホタルイカと水菜入れて、雑炊作ってもこの味は出ないんだな。やっぱり一回鍋で食ってから、その後の出汁で作んなきゃ、この味が出デねんだよ。なあ」。 親父は、が……
続きを読む -
自由が丘「モンド」
海と森へ向かうパスタ。
食べ歩き命の豊かさをはらみながら、どこまでも澄んだ海と森がいた。 作る寸前に殻を開け、手で裂いて半生に火を通した貝柱には、いやらしい饒舌な味がなく、無垢な甘みだけが膨ら……
続きを読む -
西麻布「かんだ」移転
自然と誠実に寄り添う。
食べ歩き , ポエム一口飲むと、静寂に包まれた。 二口飲むと、滋養が湧き上がる。 三口飲むと、体の隅々へと染み渡る。 どこまでも清らかで、丸い。 昆布や鰹節、薄口や塩が入っている……
続きを読む -
水天宮「ラピヨッシュ」
サラダに命を吹き込まれる。
食べ歩き葉は、命を摘みとられているのに、まだ太陽にむけて葉を広げ、根は、大地から養分を吸おうとしていた。 サラダを噛んだ瞬間に野菜が叫ぶ。 小松菜は薄いのに、噛む喜び……
続きを読む -
失礼ながら顔はいかついが
食べ歩き失礼ながら顔はいかついが、恐らく温かい心を持った人だと思う。 家族や仲間を、最も大切にする方だと思う。 「ドミニクブシェ」でいただいたスペシャリテ、「牛……
続きを読む -
刺し身にすると艶っぽく、舌をたぶらかそうと甘えてくる
食べ歩き刺し身にすると艶っぽく、舌をたぶらかそうと甘えてくる。 焼き物にすると、凛としてゆるぎなく、ほろりと崩れた身の、一片一片に甘みが溢れている。 稀代のグル……
続きを読む -
「趙楊」「春香冷盆」春の香りの前菜12種
食べ歩き「趙楊」「春香冷盆」春の香りの前菜12種 1しみじみうまい豆腐干2種類 豆板醤ソース、漬物唐辛子煮込み 2甘酢大根で巻いた黄ニラ赤ピーマン、鶏肉 ……
続きを読む -
「豆汁上湯 豆乳の唐揚げ薬膳スープ」
食べ歩き豆腐と春野菜。キャベツ、空豆、黄ニラを使った料理が、今日のテーマだった。 豆腐料理では「豆汁上湯 豆乳の唐揚げ薬膳スープ」。 豆乳の優しい甘みと香りが朝鮮人……
続きを読む