香港のシャコ

• 東京,
• 白身魚,
• 葉茎菜,
• 中国料理,
• 甲殻類

初めてお目見えした、香港のシャコである． 「風沙頼尿蝦」。香港風スパイス揚げにしていただいた。 その味わいはシャコではない。みっちりとオレンジ色の卵が詰まっ……

年の頃なら１８くらいか

• 高知,
• 赤身魚

年の頃なら、１６歳くらいだろうか。 若々しさに満ちた味には、恥じらいがあって、それが舌を焦らす。 噛めば、微かにモチッと歯の間で弾み、まだ色気はないが、これ……

高知の「よこじい」

メニューにないラーメン

• 高知,
• 貝類,
• ラーメン

「よしなら、メニューにはないけど、どこでも食べたことない奴作ったる」。そういってヨコジイは動き出した． 飲んだ後に肉はいらんやろ。うどんにしよかと思っても、ラー……

亀戸「メゼババ」

そのレバーは清く、澄んでいた

• 東京,
• イタリア料理,
• 内臓,
• 鹿

そのレバーは、清く、澄んだ味がした。 ぐっと歯が入ると、甘みがそっとこぼれる。 微かな微かな鉄分を感じさせながらも、加熱されているのに、微塵も雑味がない。 血の……

愛と精緻と

• 和食,
• 白身魚,
• 割烹,
• 名古屋,
• 甲殻類,
• 川魚　淡水魚

愛と精緻と、色気に溢れた料理は、何皿出されても飽くことなく、心をふるわせ続ける。 寄せたピュアホワイトは、ヨシエビのそぼろとほうれん草が乗せられ、振り柚子がさ……

料理とはこういうことなのか。

• 東京,
• 和食,
• 木ノ実ナッツ類　栗,
• 割烹

揚げ銀杏である。 下に敷かれしはカカオ。上にかかりしは昆布茶。 銀杏のほろ苦みとカカオの苦み、昆布茶のうま味と銀杏のほろ甘み。すべてが繋がって、銀杏の個性を……

標高1000mの朝食。

• 果菜,
• 和食,
• 軽井沢,
• 朝食,
• 葉茎菜,
• 根菜,
• 野菜,
• 鶏,
• ご飯料理,
• しる汁物

竃炊き御飯に、菜っ葉とタマネギの味噌汁。 野菜の煮物にそば豆腐。煮ジャガにキャベツと昆布の和え物。 味噌味のとろろ芋と鶏の味噌漬け焼き。お新香に伊勢の里の番……

愛情の深さ

• 果菜,
• 東京,
• 白身魚,
• 葉茎菜,
• 野菜,
• 干し魚,
• イタリア料理,
• パスタ

なんどもなんども魚と話したのだろう。 お前の良さはどこにある？　世間で語られている魅力以外に隠しているものはない？ スジアラはマッチョな魚である。 筋……

松茸松茸松茸松茸松茸

• 和食,
• すき焼き,
• 埼玉,
• キノコ,
• 鍋なべなべ

神様おゆるしください。罰当たりなことをいたしました。 松茸を、数え切れないほど食べたのです。 普段なら多くても2本の松茸を、一体何本食べたのでしょうか。 ……

チレのコンフィ

• 東京,
• 牛,
• 豚,
• イタリア料理,
• 内臓

チレのコンフィは、えぐい甘みと血の香りで舌を惑わし、コブクロと紫玉ねぎのカチョ・エ・ペペは、チーズのコクと塩気がコブクロの食感と嬉しそうに踊る。 レバカツは、……