日本美食の旅
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美味しさを、言葉にすればウソになる。
食べ歩きその美味しさを、言葉にすればするほどウソになる。そう思う瞬間がある。 鳥取「かに吉」の蟹が、その時だった。 蟹ミソに始まり、おつくり、湯引き、殻を焦がさ……
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痩せるヒマがなかたい
食べ歩き , 日記昨夜は博多レザンドールで有田焼の皿を使った料理フェアへ(マグロの皿) クエやら仔牛、ルタバガのスープ、フォアグラをいただき、そのあとはカルネにて、鹿、猪、キ……
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丹波篠山のイノシシは
日記丹波篠山のイノシシは、脂が凛々しかった。 きめ細かく締まった脂には、溶ける喜びの前に噛む喜びがあって、それがますますコーフンさせるのだな。 味噌の塩梅も……
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「あん梅」ここに極まれり。
食べ歩き武雄の酒亭「あん梅」ここに極まれり。 料理に器、酒の揃えにサービスと、一点の曇りもない。 満席でも料理は滞ることなく、チェイサーの水がなくなりかけて、声をか……
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世界一の定食屋
食べ歩きこの間木魚という名前の深海魚を仕入れてね、頭を叩くと木魚みたいな音がすんだ。品書きに乗せてたら東京の酔狂なお客さんが食べてみるっていうんで煮付けにした。そんで出……
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舌の上でくつろぐ豆
食べ歩き舌の上でくつろぐ豆を、ゆっくりつぶしていくと、優しさ広がり始め、喉に落ちていく。 その瞬間である。 口の中から豆が消えた瞬間に、豆は起き上がり、背伸びを……
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50年間使い込まれたという鍋
食べ歩き50年間使い込まれたという鍋は、味わいを丸くする魔力を持っていた。 すっぽんの勇壮な脂やコラーゲンと生姜や醤油、酒が溶け込んだ汁は、一口すするたびに顔を輝か……
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汚れなき天然という真理
日記汚れなき天然という真理がもし存在するなら、このスッポンのことをさすのではないだろうか。 ここのスッッポンには、淀みが一切ない。 刺身も生肝も、水で割った……
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日本のどこかにインドシナ料理屋があったとしよう
食べ歩き日本のどこかにインドシナ料理屋があったとしよう。 いや営業日は不定期だから、料理屋ではないかもしれない。 インドシナを愛したご夫婦が、インドシナ料理を丹……
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東京とんかつ会議 第106回
日記 , とんかつ会議東京とんかつ会議 第106回 四谷「とんかつ三金」ロースかつ定食(150グラム、1800円) 肉2、衣3、油2、キャベツ2、ソース3、御飯2、新香2、味噌汁……
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