静岡
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肛門の匂い
食べ歩き焼津漁港朝競。 前田さんは、魚にキスしているわけではない。 肛門の匂いを嗅いで、高温に耐える魚か、低温ならいけるか。、判断しているのである。 ……
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焼津「温石」
魚の肉体が躍動。
魚の肉体が躍動していた。 皮目だけ、わずかに炙られた、船上で締めたという甘鯛の造りは、噛んだ瞬間に身が爆ぜる。 こちらが噛んでいるのではなく、魚に歯が招き入れ……
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私干物ですが、まだ生きています。
食べ歩き私干物ですが、まだ生きています。 サスエ前田にて。
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料理人殺すにに刃物はいらぬ。三日休めばいい
食べ歩き「料理人殺すにに刃物はいらぬ。三日休めばいい」と、あるベテランの料理人から言われたことがある。 コロナ禍で無念なのは、老齢のために閉店を早められた方が、数……
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成生 5/31
食べ歩き成生 5/31 ★新玉ねぎのスリ流し 新じゃか 裏に薪のおくどさんがあり、そこで焼いた 優しい丸い ★くえ 少し炙って なんとエロい 気温が上が……
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アジのすべてがあった。
食べ歩きそこには、アジのすべてがあった。 刺身や寿司での、豊かで滑らかな脂の香り。 生きのいい奴を塩焼きしたときの、隆々たる筋肉が見せるうま味。 そしてそのどちら……
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こんな干物は、食べたことがない。
食べ歩き肉体はしっとりとみずみずしく、優しい甘みを伝え、皮はパリンッと命の張りがあり、ヒレは「さあ食べて」と叫んで、ビンと立っている。 こんな干物は、食べたことがない……
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恐怖の連続です。
食べ歩き「静岡焼きを目指しています」 「瞬」の岡田さんは、そう静かに言われた。 関東風に蒸さないが、ふっくらと柔らかく。 関西風の地焼きながら、腹側はしっとり……
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2019年に、初めて訪れた店は、289軒だった。
食べ歩き2019年に、初めて訪れた店は、289軒だった。 去年が164軒だったから、また増えたことになる。 多くの旅をした結果である。 旅をすると、ど……
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私を噛んで。もっと噛んで
食べ歩き「私を噛んで。もっと噛んで」。 鰻に歯が入った瞬間、うなぎからそう言われた。 江戸前のふんわりとして、脂の甘みが口に広がる鰻もいい。 地焼きの……
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