おいしい日記
-
櫻や 閉店
普通のカレーである。
食べ歩き , 寄稿記事絶滅危惧種になりつつある、普通のカレーである。 場所は根津の言問通りにあって、激しく道行く自動車たちとは無縁の佇まいを見せる。 大正初期に立てられたという木……
続きを読む -
鮎とくらま山椒の鉄観音茶漬け
食べ歩き , 寄稿記事店名はガラスの家という意味だそうである。 その名のとおり、界隈では一際目の引く、ガラス張り三階建ての一軒屋だ。 入ってすぐの一階は厨房で、まずは忙し……
続きを読む -
「ウェストパーク」と「ラ・ブリーズ・ド・ヴァレ」は閉店 青山「ラ・ブランシュ」
ミニサラダは悲しい。
食べ歩き , 寄稿記事ミニサラダは悲しい。よくレストランのランチなどで出される、小皿に入ったサラダだ。葉類数枚と、ニンジンや玉葱の細切りやコーン。そこに少量たらされたドレッシング。……
続きを読む -
えすとカレー600円
食べ歩きえすとカレー600円 東銀座の小さなカレー屋である。 ひっきりなしにお客さんが訪れる店内は、カウンター六席のみ。その六名のお客さんに対して、スタッフ……
続きを読む -
焼き鳥の極意
食べ歩き「ガード下の焼き鳥屋で、一杯やっていくかぁ」。 そんな気楽さが似合う、焼きトンと鳥が混じったような焼き鳥屋は、格好の憩いの場である。 一方で、値は張るが、素材……
続きを読む -
ビビンバのおいしさを導いてくれた、三人の女性。
食べ歩き , 寄稿記事三人の女性が、僕にビビンバのおいしさを導いてくれた 「だめ!混ぜ方が足りない」。 そう厳しく指導されたのは、西新宿「オンマキッチン」のオンマである。……
続きを読む -
雪濃湯
食べ歩き仕上がりが雪のように白いために「雪濃湯」と名づけられたソルロンタンは、牛の足の骨や臀部の肉、あばら骨、足の筋肉、牛舌、肺、脾臓などを一日以上煮込んだ、栄養に富む……
続きを読む -
焼き鳥丼は明快だ。
食べ歩き焼き鳥丼は明快だ。 だれが考案したかは知らないが、酒の友の焼き鳥を、あつあつご飯にずらりとのせて、甘辛ダレをちょいと加え、肉汁と歯応えで、ご飯を掻き込まそ……
続きを読む -
「ゆうじ」肉を愛し客を愛する主人の、精緻な仕込み技、
食べ歩き , 寄稿記事渋谷の裏通り、東急ハンズの向かいを入った路地にゆうじはある。 わずか十四席の店内からは、毎晩おいしいにぎわいが外に流れ出て、道行く人を誘惑する。気候がよくなれ……
続きを読む -
食べ歩き
世界一おいしいおにぎりはなんだろう?そ れは母親の握ったおにぎりではなかろうか。 どんな顔で、どんな気持ちで食べるのかな、おいしく食べてくれるかなと想像しつつ……
続きを読む