おいしい日記
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つめあま3
食べ歩き , 1日1甘水まんじゅうは、みちのくの栗の風味を生かした栗あんを、本葛と寒天を主成分とした生地で包んだ饅頭。 日本三大鍾乳洞の一つ、龍泉洞の湧き水をイメージしたという。 ……
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おかゆ。
食べ歩き噛むのか噛まないのか。 そこを考えさせないお粥はエライ。 うまいのかどうか・ そこをあまり考えさせないところもエライ。 食べて出るのは言葉ではなく、充足のため……
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「東京とんかつ会議」はじめました!
とんかつ会議「東京とんかつ会議」はじめました! 今こそ「とんかつ」の時代です! 銘柄豚が増え、肉の質やラードの質も向上し、堂々たる料理として各店が切磋琢磨している。 ……
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<駅弁勝負>第4回
日記<駅弁勝負>第二回 頭の中で悪魔が囁いた。 「ナニを迷っている。お前の役目はお前自身がよくわかっているはずだ」。 品川駅で駅弁を買うなら選択肢は二つし……
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レバ刺しと別れを告げた日
寄稿記事後一時間で、2020年を迎える。レバ刺し騒動から、もう五年半も経ったのか。 政府は、確実な大腸菌除去方法が見つかれば解禁すると約束したが、どうもやる気が見……
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つめあま2
1日1甘 , 食べ歩き麻紐で縛られた手漉き和紙の包みを解くと、密閉パックに封入された400ccの汁粉が現れる。 器に注ぐと、茶が刺したやや薄い墨色の液体が、凛として美しい。 飲……
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桃
食べ歩き手にずっしりと重い桃から、気品のある甘い香りが漂って、よだれが出る。 たまらずむっちりと張ったお尻に齧りつく。 その瞬間、果汁は口から溢れ、顎を伝い、滝とな……
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ワサビと浄瑠璃は、泣いてほめる
「シソも胡麻も入れず、ワサビ多めのカッパ巻き」が、好きだ。 ワサビを細切りにして巻いた、通称「涙巻」も捨てがたいが、胡瓜の爽やかな香りと、ワサビの清冽な香りが……
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サザエ
食べ歩きサザエは蓋を下にして、暗い所に置いてやる。 すると辺りの様子を伺うとするのか、首を伸ばす。 そこですかさず鋭利な道具を差し込んで、蓋を取る。 ……
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甘味処「花」の氷杏
食べ歩き夏が近づくと、神楽坂に足が向く。 甘味処「花」の氷杏を食べるためだ。 使われるのは缶詰ではなく、吟味したカリフォルニア産の干し杏を、弱火で丹念に煮込……
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