おいしい日記
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鳥もつ鍋
食べ歩き檀一雄の「火宅の人」に、忘られぬ鍋のシーンがある。 主人公の作家が、ホテルの部屋で原稿を書いていると、飲み屋の女が訪ねてくる。 作家はクーラーボックスから、鶏……
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トマトスープが食べたいという
日記トマトスープが食べたいという、我が姫の要望に応えて作った。 玉葱と人参とトマト、ブイヨンと生クリームで、立派な洋食。 イメージとしては、軽井沢「菊水」風。 ……
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チョコレートではありません
食べ歩きチョコレート。ではありません。 右から、鴨、猪、アナグマ、のレバームース。 鉄分に富む鴨は、血の野生が駆け抜け 優しい猪は、肝の滋養をしみじみと舌に染み込……
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ボローニュの
食べ歩き , ポエムボローニュの濃い霧が密になり、夜を伸し、脳をゆるりと溶かしてゆく。 ……
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アナグマは
食べ歩きアナグマは、噛めと言っていた。 噛んで噛んで、じっとり噛んで、俺の滋養を味わいつくせと叫んでいた。 豚肉の優しさはあるが、甘えはなく 鴨の猛々しさはあるが……
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鶉の味で上気し、鶏の味で心が和む。
食べ歩きほっぺたの内側を、蹴られて鼓舞されながら、同時に、優しく撫でられてしまう鍋である。 なにしろ、運ばれてきた時の、色艶からしていいじゃありませんか。つやつや……
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スミイカ。
食べ歩き握られたスミイカの身に、歯がスパッと切り込んでいく。 天ぷらで揚げたスミイカは、歯に吸いついてくる。 スミイカの魅力は、歯触りにある。 さらに香り。 微かに鼻……
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六本木「さだ吉」閉店
店主三浦俊之さんは
日記店主三浦俊之さんは、物静かな方だ。しかしゆっくりとした口調の奥に、強固な信念がキラリと輝いて、胸を突く。 バーラジオで5年、バーツルで5年、バーテンダーとして修……
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涙のカブ。 旬の歳時記。
食べ歩き元赤坂辻留で「みぞれ汁」を飲み、「うっ」と声を漏らしたまま、無言になった。 おろしたかぶとダシを半々にあわせ、四方焼き豆腐と芹を種とし、七味をふった椀。かぶの……
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銀座「ハプスブルグ・ファイルヒェン」
食べ歩き銀座「ハプスブルグ・ファイルヒェン」。 「KuK」時代と変わらず、神田真吾シェフの料理は、繊細と優しさに満ちている。 前菜の「毛ガニと丹波黒枝豆のマリネ カ……
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