おいしい日記
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小さな動物の命を感じ取る
食べ歩きその肉は、健やかに動き回った証で締まっている。 噛めば、皮下のコラーゲンが、ゆっくりと顔を出して甘え、肉は、小さいながらも深い滋味があって、噛みしめること……
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白子がいけません。
食べ歩き白子がいけません。 元々フグの白子は危険なものなのに、ここの白子は、とてもいけません。 「今日はこの白子です」と、まず生の白子が運ばれる。 その途端に僕は……
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下関「レストラン高津」
帰ってきたら、野菜が美味しいことに気づきました
食べ歩き「帰ってきたら、野菜が美味しいことに気づきました。若い生産者もいて、自慢できます」。 そう「レストラン高津」の高津シェフは、目を輝かせた。 下関といえば、魚であ……
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「味の正福」で大人食い
食べ歩き「はいアマダイ塩焼き。鱗つけたまま焼いてあるからそのまま食べて。もし固いと思ったら言ってね。もっと焼くから。鱗がおいしいから。鱗はカルシウムとかビタミンとか魚じ……
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どうやって食べるのが、一番おいしいですか?
「どうやって食べるのが、一番おいしいですか?」と、アルコール漬け瓶詰めウニの元祖である「うに甚」の富田社長に尋ねてみた。 「そりゃあ、シンプルに熱々のご飯に、……
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朝8時から刺身攻め
食べ歩き朝8時から刺身攻めである。 うれしい。 タコ、ふく、サワラ。 タコの吸盤の刺身が、クニュ、プリ、シコッと歯の間で弾み、舌を目覚めさせる。 サワラは、色気……
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また一人、変態がいた。
食べ歩きまた一人、変態がいた。 「最初の握りを46度Cのシャリで、お出ししたいのです」 39歳の寿司職人、難波仁将さんは言った。 それは「開店時間は何時ですか?」……
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下関「鮨 桜鱗」2/28
食べ歩き下関「鮨 桜鱗」2/28 桜鱗 北浦 下関から長門辺りのノドグロ 刺身。 いやらしかあ。脂がじっとりと乗っているが。その寸止め的おいしさ。行き過ぎていない……
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Akama布久亭 下関
日記Akama布久亭 下関 前菜 アンコウの胃袋と筍のあん肝味噌和え、菜の花、桜芋蜜煮 ラズベリーぜり寄せ あん肝と菜の花の奉書巻 アンコウの煮こごり スッ……
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元祖ハイボールは寛容力がある。
日記元祖ハイボールは、寛容力がある。 元々焼酎のハイボールは、ウイスキーが高価だった時代の代用品でも、ホッピーから転じたものでもない。 「三祐酒場」の初代が、ウ……
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