おいしい日記
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青唐辛子ナンプラー
「目玉焼きと焼き鳥用に作りました」と商品には書いてある。 愛する変態さとうこうじさんが作った、「惣菜ともんじゃさとう」の青唐辛子ナンプラーである。 いざ試さ……
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「言うに(結う)に言われず、解くに(とくに)解けず」
食べ歩き留椀の前には珍しく、酢の物でなく和物が出された。 「田芹とはりはり大根、とり貝の胡麻和え」である。 鳥貝と大根は、田芹の細さに合わせて同寸に切られ、和えられ……
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無調味、無漂白、無添加
ご飯を掻きこむ、箸が止まらない。 ご飯喚起力の強い料理というのは、大抵しょっぱく味が濃いものである。 しかしこれは違う。 ご飯の上に乗るのは、しらすと……
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グリーンカレーいなり寿司
どこから見ても、フツーのいなり寿司である。 しかし食べると、タイが忍び寄る。 日本から離れるわけではない。 日本人としてのいなり寿司への郷愁はそのままに、……
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米は生きていた。
米は生きていた。 一粒一粒が意思を持って、口の中で舞い踊る。 玉子炒飯なのだが、玉子はまったく視認できない。 玉子は油と一体化し、二千粒の米一粒一粒を均等……
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苺が届いた。
「着いたらその日に、洗わずに食べてください」とメッセージが添えられて、苺が届いた。 ふたを開けた途端に、芳しい空気が漂って、苺畑になった。 いつも苺は、ヘタ……
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ミニカツカレー
荒木町「ちゃわんぶ」の締めとして。ミニカツカレーを作ってみた
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アジである。
アジである。 口の中に入れると、酢飯と舞いながら、溶けるように消えていく。 歯はアジの肢体に包まれながらも、繊維などなきかのように滑らかで、品のいい脂を広げ……
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晩冬の鯖
晩冬の鯖ほど色っぽいものはない。 すきやばし次郎にて。……
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<食べることは殺すことから始まるVOL2>
<食べることは殺すことから始まるVOL2> 滋賀食肉センターを見学させていただき、素直に思ったことを書こうと思う。 (またここから先は、直接的表現……
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