食べ歩き
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昆布の音も鰹節の音も消えていた。
食べ歩きお椀は、昆布の音も鰹節の音も消えていた。 「片折」では、お椀の前に鰹節を目前で削り、昆布出しに落として杯で飲ませる。 昆布出汁は、山奥から組んできた水に……
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小松弥助は、すべてが柔らかい。
食べ歩きすべてが柔らかい。 酢飯は、柔らかく舞うように握られ、魚の味も柔らかい。 煮ツメは江戸風のこっくりとした味でなく柔らかく決められ、蒸し鮑の出汁の味わいに……
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裏メニュー
食べ歩き虎横 香港焼味酒家裏メニュー。 牛肉河粉と大根餅。いとうまし。
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金沙猎肚
食べ歩きくりっくりっと弾む豚ガツのほのかな甘みとカリカリに揚げられたスパイスの辛味がたまらん。 「金沙猎肚」でビール 虎ノ門横丁「香港焼味酒家 」にて。……
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肉とモルトが出会った夜。
食べ歩き肉はしっとりと汁をたたえながら、歯を受け入れた。 熟成香が、品を漂わせながら流れていく。 噛むごとに、滋味という底無し沼に沈んでいくコーフンがある。 噛む……
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とてもとてわがまなお客さんがいました。
食べ歩きあるところにとてもとてわがまなお客さんがいました。 あるところに、こころのひろいお店がありました。 その店は、洋食屋さんでした。 こころが広いことをい……
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2020年に初めて訪れた店
食べ歩き , 日記2019年に、初めて訪れた店は、289軒だった。 一昨年は164軒だった。 さて2020年はどうだったろう。 当然ながら、海外旅行はゼロ。国内旅行も少……
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憎たらしいシュウマイ。
食べ歩き憎たらしいほど肉肉しい。 むむっと噛んだ瞬間に、豚肉の甘みが破裂する。 もう醤油も辛子もいらない。 いや辛子だけっていうのもいいぞ。 かなり大きいの……
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まぶたの裏には春
食べ歩き徳川家康が好み、三河より品川沖に魚苗を移植したという白魚は、にぎり寿司や天ぷらと、江戸の料理に欠かせない。 最近は見なくなったが、白魚のにぎり寿司を,かつて日……
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内臓好きならいつも願っているだろう。
食べ歩き内臓好きならいつも願っているだろう。 ランプレドットを家で食べられたらと。 その夢が叶った。 祖師谷大蔵の「フィオッキ」で完璧なるテイクアウト……
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