食べ歩き
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京都「炭火割烹いふき」
焦げ茶色に輝く宝石
食べ歩きそれは焦げ茶色の宝石である。 数時間焼いたというシンタマは、艶やかに輝いていた。 山本さんが包丁を入れる。 どよめきが上がった。 均一な薔薇色に焼き上がった断……
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araignée!!
食べ歩きアレニエ araignée アレニエという牛の部位はご存知だろうか? フランス語で蜘蛛という意味で、日本語ではネクタイなどと呼ぶらしい。 骨盤についている……
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京都「天よし」
度が過ぎる
食べ歩き「度が過ぎる」という言葉がある。 本来の必要とされている量や程度を超える様を指す。 「天よし」で、留椀として出された赤だしを飲んで、はっとした。 うますぎないの……
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京都「天よし」
海老食べはりますか?
食べ歩き100年続く天ぷら屋である。 だが驕ることなく、威張ることなく、ひっそりと木屋町の街中で息づいていた。 いただける天ぷらは、海老。 ひたすら巻海老の天ぷらが揚げ……
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大阪「コントワールフー」
松茸スープパスタである。
食べ歩き松茸スープパスタである。 普通に考えれば、かなり際どい。 どうだ俺はこんな贅沢しちゃったんだぜいと、嫌味に自慢しちゃう料理である。 しかしこの料理には、練りに……
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東銀座「レフ青木」
<麗しい違和感>
食べ歩き<麗しい違和感> その特殊な違和感を、最初に感じたのは、Paris「L'ARCHESTE」伊藤良明シェフの料理だった。 仔牛のタルタルと牡蠣、キャビアを組み合わ……
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東銀座「レフ青木」
センスの輝き。
食べ歩きセンスの輝きというものは、どんな小さな破片だろうが、心に届く。 それは鶏レバーのムースで,特には珍しくはない料理である。 ムースは,皿の片隅にさりげなくおかれ、……
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そば好き。
食べ歩きそばが好きだ。 街を歩いていて、蕎麦屋を見つけると、つい入りそうになる。 「いかん。これから君はレストランに行くのだよ」と、頭の中にいる冷静君に注意される。 駅……
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仙台「クロモリ」
また変態の話を聞いた。
食べ歩きまた変態の話を聞いた。 「北海道から卵を買ってきて、宮城沖で育てても、そりゃあ宮城産とは言えないでしょう」。 そう考えた漁師は、宮城沖でホタテの卵を苦心して採取……
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金沢のフレンチ「ENSO」
12枚のイラスト
食べ歩き美大生が描いたという12枚のイラストは、それぞれ食材を表している。 それを見ながら、次はノドグロかなあ? これは茄子かなあ。 などと推測して、みんなで考えるの……
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