日記
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食通だった荻昌弘は、この店を「大人の保育園」と呼んだ
日記食通だった荻昌弘は、この店を「大人の保育園」と呼んだ。 客には、外語大の先生や医者が多く、その錚々たる知識人たちが、無邪気に呑まれていたからである。 ド……
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白子は生きていた
日記白子は生きていた。 加熱されているのに、体内にいる時と同じく血が流れている。 加熱されているのに、外側と中の食感が変わらない。 茹でれば、外側はわず……
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「私を食べて」
日記「私を食べて」。 米粒がそう語りかけてくるご飯だった。 神楽坂「虎白」にて、BALMUDA The Gohan という新式の炊飯器で炊かれたご飯料理会に出か……
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焼きキャビアである
日記焼きキャビアである。 薪の熾火で、慎重に火を入れたキャビアである。 「最初の一口は多目に食べてください」と、薦められたので、スプーンいっぱいすくい、食べ……
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もう10年頑張らんとな
食べ歩き , 日記「もう10年頑張らんとな。ははは」。 75歳になられた、元祖ぺら焼きの三代目店主 中山郁子さんは言う。 お母さんもおばあちゃんも、80過ぎまで焼いていた。……
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クリッ
日記クリッ。 噛んだ瞬間、そんな音が立ったような気がした。 クリッ。クリッ。 ジビーフのカイノミは、食べられることを喜んでいるようでもあり、抗っているよ……
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気品のあるレバー
日記レバーに気品を感じたのは、初めてである。 オリーブオイルとバターで炒め、ブリオッシュに乗せられたレバーは、今まで食べたレバーのような、甘えが一切ない。 ……
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「闇パン屋」のブリオッシュ
日記ブリオッシュを一口食べて、鳥肌が立った。 「闇パン屋」のブリオッシュである。 店はパリの7区にある。 しかし訪れても、パンは一つも売っていない。 ……
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ミャンマーの子供たち
日記ラオスのビエンチャンの時もそうだったが、ミャンマーでは、カメラを向けると皆子供が笑ってくれる。 大笑いだったりハニカミだったりと、子供によって違いはあるけど……
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ミャンマー最後の朝食
日記ミャンマー最後の朝食は、ホテルでとった。 こういう時の原則は、なるべく現地料理の麺料理とか米料理があっても、味見程度で済ませ、パン食を試すことにある。 ……
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