無茶ぶりにもほどがある。
ゆうにこと書いて、サバ味噌煮に蟹玉、マッケンチーズにターキーときた。
ここはれっきとしたイタリアンである。
しかし奥野シェフは仕込みに時間をかけ、予想を良い意味で裏切る料理となって出てきた。
★サバ味噌煮。
なんとそれによって、味噌や糠の香り、納豆臭や魚醤臭も微かにして、もし日本にマンマが来て作ったら、こんなになるのだろうな。
★蟹玉
蟹玉は蟹の茶碗蒸しに姿を変えた。
蟹のビスクの泡を合わせ、白子、百合根を入れ、アーモンド昆布のオイルをかけてある。
確かにカニと卵である
グリンピースに見立てたゼッポラが面白い。
★マッケンチーズ
アメリカンのソウルフード、単純な料理だが、なんと上品なのだろう。
アメリカ上流階級の家庭の晩餐に出された感じである。
エダムチーズとコンソメを使って、味わいも深い。
★ターキー
感謝祭が近いところからお願いした。
手羽元1日半弱火で炊いてスープを作り、豆腐とターキーを合わせたふわふわの肉団子に白トリュフを添えて、優しいが滋味深い味わい。
番外編
この日の無茶振り以外でのヒットがランプレドット。
その話はまた後日
麻布台ヒルズ「デプスブリアンツァ」にて