麻布十番「イルマンジャーレ」
新玉葱のパンナコッタ、ホタテとウニのプディーノで始まったコースは、春の香りに満ちていた。
シェフのスペシャリテである冷製カルボナーラは、36ヶ月熟成のパルミジャーノと24ヶ月熟成生ハムとの、練れた塩分同士が醸し出す塩気の調和が、ためいきがでるほどうまく、そこにトリュフの香りを移した温泉玉子が色気を加えるという攻撃で、
すいません。なんか書いているだけで思い出し、コーフンしてきました。
また和牛のラグーは、ガルガネッリの固めの食感に刻んでいれた筍がアクセントを生み、木の芽の刺激と相まって、心弾む皿となっていた。
今度はコースではなく、三皿構成で食べてみたいなあ。
閉店