ショーンさんが仕留めた猪と鹿をルコックで食べる機会に恵まれた。
前菜は名物のスモークサーモンである。
本日はトキシラズで作ったのだという。
いつもとは違い、繊細な身質で、脂は乗っているが品を感じる。
次は「猪とキノコのパテアンクルート」。
これは、濃い菊鹿シャルドネcで。
続いて、ドイツの白アスパラガス、「シュパーゲルと猪のハム。モリーユクリームソース」。
ミネラル豊かな白アスパラガスとハムの旨味が呼応する。
これは、白アスパラに合わせ、函館のドゥエプンティのケルナーで。
続いて「固かったので、しっかりと煮込み、ニョッキを加えました」という
オリーブや玉ねぎと煮込んだ猪。
マダガスカルの黒胡椒の刺激と香りがいい仕事をしている。
これは、ボーペサージュのアーシーな味わいが受け止める。
最後は、鹿のロースト。
鉄分溢れる鹿肉は、この銘醸ワインで楽しんだ。
なんとも豊かな気分である。
デセールは、1日一甘のページをご覧あれ。
恵比寿「ルコック」にて。