美山荘 深緑のキノコ鍋。 2024.11.02 食べ歩き , 和食 , 割烹 , 京都 , キノコ , 鍋なべなべ Tweet お椀の中で、ひっそりと秋がひしめいていた。 深山の空気が、体の中を吹き抜けていく。 キノコの不思議が、口の中を渦巻く。 締めは、ねずみ茸、こむそう、平茸 なめこの鍋であった。 ぬるん、シャくっ、ほっくり。 キノコのぬめりが、食感が、香りが、口腔内で弾け、鼻腔をくすぐる。 目をあげれば、目前には樹木が鬱蒼と繁っていて、その深緑に我々の意識が溶けていく。 京都「美山荘」にて。 すべての料理は別コラムを参照してください